地球環境科学

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 地球環境科学
科目番号 0030 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 岩熊 美奈子

到達目標

1)我々の住む地域(都城、霧島地域)で起きている環境問題について理解し、説明できるようになる
2)水質汚染の実態と原因、その解決策(技術)についてを理解できるようになる。
3)地球温暖化など、現在の環境問題について現象を理解できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1都城圏域で起きている環境問題について正しい知識を身に着け、説明できる都城圏域で起きている環境問題について知っている都城圏域で起きている環境問題についてある程度知っている
評価項目2水質汚染の実態とその解決策を理解し、提案できる水質汚染の実態とその解決策を理解できる水質汚染の実態とその解決策をある程度知っている
評価項目3地球温暖化、オゾン層の破壊等現在の環境問題に関して正しい知識を身に着けて説明できる地球温暖化、オゾン層の破壊等、現在の環境問題関して正しい知識を身に着けている地球温暖化、オゾン層の破壊等、現在の環境問題に関してある程度知っている

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
人間による大規模な自然への働きかけはさまざまな「環境問題」を引き起こし、人間の自然に対する影響が大きな問題になっている。本講義では、「環境」を科学的に理解することを目標とし、自然と人間の調和を求めて「環境問題の現状」、「健康で快適な生活環境の創造」について理解する。
授業の進め方・方法:
物理学、数学および物理化学を十分に理解しておくこと。自己学習に関しては、授業中に渡したプリントや紹介図書を熟読すること。
注意点:
専攻科2年生の共通科目であるが、化学の知識が必要な場合があるので適宜復習に努めること。また、疑問点等があればすぐに自己学習か質問に来ること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 都城(霧島)圏域,の環境問題 我々の住む都城圏域および宮崎県の環境問題について
2週 都城(霧島)圏域,の環境問題 我々の住む都城圏域および宮崎県の環境問題について
3週 地球環境と水 地球環境の水分布や環境基準、水質の現状について
4週 地球環境と水 地球環境の水分布や環境基準、水質の現状について
5週 排水処理技術 大規模排水処理技術について
6週 排水処理技術 大規模排水処理技術について
7週 土壌と汚染 土壌の形成と機能、汚染などについて
8週 環境中の化学物質 環境中の化学物質や内分泌撹乱物質について
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 地球温暖化について 地球温暖化の成り立ちやその対策について
11週 地球温暖化について 地球温暖化の成り立ちやその対策について
12週 大気環境 オゾン層の破壊や大気汚染の現状について
13週 大気環境 オゾン層の破壊や大気汚染の現状について
14週 エネルギー エネルギー利用の変遷、エネルギーの形態など
15週 省エネルギー技術 自然界に存在するエネルギーを利用する技術について
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学ライフサイエンス/アースサイエンスライフサイエンス/アースサイエンス太陽系を構成する惑星の中に地球があり、月は地球の衛星であることを説明できる。4
陸地および海底の大地形とその形成を説明できる。2
大気の熱収支を理解し、大気の運動を説明できる。3
大気の大循環を理解し、大気中の風の流れなどの気象現象を説明できる。3
生態系における炭素の循環とエネルギーの流れについて説明できる。2
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。4

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力6010000070
専門的能力200000020
分野横断的能力010000010