新素材論

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 新素材論
科目番号 0037 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 各指導教員の指示する参考書、文献
担当教員 福留 功博,野口 大輔,岩熊 美奈子,高橋 利幸

到達目標

1)生物工学分野での新素材に関する知識を得る。
2)有機材料分野における新素材に関する知識を得る。
3)分析化学分野における新素材に関する知識を得る。
4)無機材料分野における新素材に関する知識を得る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1生物工学分野での新素材に関する知識を上手に説明できる。生物工学分野での新素材に関する知識を説明できる。生物工学分野で利用されている新素材を挙げられる。
評価項目2有機材料分野における新素材に関する知識を上手に説明できる。有機材料分野における新素材に関する知識を説明できる。有機材料分野で利用されている新素材を挙げられる。
評価項目3分析化学分野における新素材に関する知識を上手に説明できる。分析化学分野における新素材に関する知識を説明できる。分析化学分野で利用されている新素材を挙げられる。
評価項目4無機材料分野における新素材に関する知識を上手に説明できる。無機材料分野における新素材に関する知識を説明できる。無機材料分野で利用されてる新素材を挙げられる。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
科学、工学、環境、生物等に関する最先端の新素材について講義し、科学的思考を実践学習することにより、想像力の養成を図るとともに、創造性における基礎的知識の重要性を理解する。
授業の進め方・方法:
物質工学に関係するが、細分化した内容というよりも、分野横断的な内容を取り扱うため、下記「授業の内容」に示された各授業項目について、少なくともこれまでに学習したレベルの内容を予習しておくこと。
注意点:
自己学習内容に関しては、事前に下記の各授業担当教員に準備学習・自己学習について問い合わせる。また、その他に学習を進める上で必要な参考図書や文献などは自主的に調査・収集する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画の説明 授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明
2週 生物工学分野における新素材1 再生医療としてのiPS細胞や培養細胞治療に関する内容を理解し、説明できる。
3週 生物工学分野における新素材2 生物模倣技術に関する内容を理解し、説明できる。
4週 生物工学分野における新素材3 再生医療としてのiPS細胞、培養細胞治療および生物模倣技術に関する内容の確認し、整理できる。
5週 有機材料分野における新素材1 生体適合性材料の現状と課題に関する内容を理解し、説明できる。
6週 有機材料分野における新素材2 抗血栓性材料の現状と課題に関する内容を理解し、説明できる。
7週 有機材料分野における新素材3 生体適合性材料と抗血栓性材料に関する内容の確認し、整理できる。
8週 分析化学分野における新素材1 グリーンケミストリーに関する内容を理解し、説明できる。
2ndQ
9週 分析化学分野における新素材2 環境に関する現状と課題を理解し、説明できる。
10週 分析化学分野における新素材3 グリーンケミストリーや環境に関する現状と課題を確認し、整理できる。
11週 無機材料分野における新素材1 機能性薄膜の応用分野とその原理に関する内容を理解し、説明できる。
12週 無機材料分野における新素材2 バンドエンジニアリングを例とした材料設計に関する内容を理解し、説明できる。
13週 無機材料分野における新素材3 無機材料分野における最近の動向研究に関する内容を理解し、説明できる。
14週 新素材論に関する内容整理1 これまでに学習した新素材論に関する内容を分野横断的に整理する。
15週 新素材論に関する内容整理2 これまでに学習した新素材論に関する内容を分野横断的に整理し、説明できる。
16週 物質工学分野における新素材論に関する総括 物質工学分野における新素材論の特徴を整理し、まとめる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2

評価割合

レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力400000040
専門的能力500000050
分野横断的能力000001010