水質環境工学

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 水質環境工学
科目番号 0039 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 岩熊 美奈子

到達目標

1)排水の処理法についての技術を理解する
2)有機化合物、無機化合物、BOD、COD処理等の処理法について理解する
3)水質汚染の解決策(技術)についてを理解できるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1水質の取り扱いに関して提案でき、必要な基礎的な計算ができる水質の取り扱いを知り、基礎的な計算ができる水質を取り扱うのに必要な基礎的な計算が最低限理解できる
評価項目2廃液処理の的確な処理法を実現可能な提案ができる有機化合物、無機化合物、BOD、COD処理等の処理法について説明できる有機化合物、無機化合物、BOD、COD処理等の処理法について最低限理解できる
評価項目3水質汚染の解決策を提案できる水質汚染の解決策の技術について説明できる水質汚染の基礎的な知識が最低限理解できる

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
物理化学的及び生物学的排水処理技術、水質測定技術等の講義をする。
また、水圏にかかわる他の環境の現状や対策についても理解できるようになる。
授業の進め方・方法:
物理学、数学および物理化学を十分に理解しておくことが望ましい。自己学習に関しては、授業中に渡したプリントや紹介図書を熟読すること。
注意点:
水処理に関しては計算を要するため、本科2年生で学習した分析化学の復習を十分にしておくこと

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 排水処理技術の基礎知識 排水の物理化学的処理法について
2週 排水処理技術の基礎知識 排水の物理化学的処理法について
3週 排水処理技術の基礎知識 生物学的処理法について 
4週 排水処理技術の基礎知識 生物学的処理法について 
5週 排水処理技術の基礎知識 高度処理法、汚泥の処理・処分について
6週 排水処理技術の基礎知識 高度処理法、汚泥の処理・処分について
7週 水質測定技術の知識 有機汚濁指標測定法について理解する。
8週 水質に関しての調査 水質汚染に関しての調査発表
4thQ
9週 無機化合物の処理方法 無機化合物の環境分析に関する前処理や理論について
10週 無機化合物の処理方法 無機化合物の環境分析に関する前処理や理論について
11週 有機化合物の処理方法 有機化合物の環境分析に関する前処理や理論について
12週 有機化合物の処理方法 有機化合物の環境分析に関する前処理や理論について
13週 水質の機器分析 化学分析機器をいかに持ちいて測定するかについて
14週 COD 、BOD測定 COD 、BOD、その他の有機汚濁指標測定法について理解する。
15週 水質測定技術の調査 測定技術に関しての調査発表
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力6010000070
専門的能力2010000030
分野横断的能力0000000