概要:
専攻科特別研究において,各自のテーマに則した研究を自らの力で創造的に押し進めていくために必要な各テーマに関連する周辺の専門知識についての修得を目標とする。
授業の進め方・方法:
専攻科特別研究担当教員が専攻科特別研究と密接に関連する周辺分野に関して,演習形式で教授する。レポートは各担当教員に提出する。
★各研究室の演習課題
杉本研究室:住まいづくり・まちづくりの手法と提案のプレゼンテーション
林田研究室:西洋古代建築概論(論文・著書の講読)
大岡研究室:木材の力学的特性の把握・構造物の数値解析の実施
加藤研究室:構造物の維持管理及び改修に関する知識の修得
構造物の振動特性を把握するための知識の修得
構造解析ソフトの使用方法の修得
原田研究室:建築施工一般(前期)およびコンクリート工学(後期)の学習
浅野研究室:データ処理の基本操作・FRCCの力学性能評価方法の修得
注意点:
準備学習および自己学習は各指導教員の指示に従うこと。レポートは事後学習として評価する。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 専門的能力の実質化 | PBL教育 | PBL教育 | 工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。 | 4 | 後15 |
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。 | 4 | 後15 |
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。 | 4 | 後15 |
状況分析の結果、問題(課題)を明確化することができる。 | 4 | 後15 |
各種の発想法や計画立案手法を用いると、課題解決の際、効率的、合理的にプロジェクトを進めることができることを知っている。 | 4 | 後15 |
各種の発想法、計画立案手法を用い、より効率的、合理的にプロジェクトを進めることができる。 | 4 | 後15 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。 | 4 | 後15 |
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。 | 4 | 後15 |
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。 | 4 | 後15 |
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。 | 4 | 後15 |
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。 | 4 | 後15 |
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。 | 4 | 後15 |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 法令を理解し遵守する。基本的人権について理解し、他者のおかれている状況を理解することができる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識している。 | 4 | 後15 |
法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。 | 4 | 後15 |
未来の多くの可能性から技術の発展と持続的社会の在り方を理解し、自らのキャリアを考えることができる。 | 4 | 後15 |
技術の発展と持続的社会の在り方に関する知識を有し、未来社会を考察することができるとともに、技術の創造や自らのキャリアをデザインすることが考慮できる。 | 4 | 後15 |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 4 | 後15 |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 4 | 後15 |
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセス理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しなければならないことを理解する。 | 4 | 後15 |
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセスを理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しデザインすることができる。 | 4 | 後15 |