到達目標
1)すまいづくり・まちづくりの近年の動向を理解し、これからの建築・都市空間の在り方を発案できる。
2)基礎的な生活・居住環境やコミュニティの計画・デザインの手法を理解できる。
3)少子高齢化・人口減少社会の進展とともに新たな局面を迎えつつある地域づくりに関して、創造的な地域づくりのための計画論および参加のデザイン手法を理解できる。
4)生活環境デザインやアーバンデザインの手法を使って、実践的な活動を提案・実施できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 近年のすまいづくりやまちづくりの傾向を把握していると共に、これからの都市・建築空間の在り方や整備手法等を提案できる。 | 近年のすまいづくりやまちづくりの傾向を把握し、実例における手法や取り組みについて説明できる。 | 近年のすまいづくりやまちづくりではどのような手法が用いられているかを理解している。 |
評価項目2 | 建築計画・都市計画・設計の手法を十分に理解し、適切な手法を用いて住まいづくりやまちづくりの提案ができる。 | 基礎的な建築計画・都市計画・設計の手法を理解し、地域の持つ課題に即した適切な手法を選択できる。 | 基礎的な建築計画・都市計画・設計の手法を概ね理解している。 |
評価項目3 | 生活環境デザインやアーバンデザインの手法を十分に理解し、実在地域でのまちづくり活動等に応用できる。 | 生活環境デザインやアーバンデザインの手法を理解し、自分の提案作品に応用できる。 | 生活環境デザインやアーバンデザインの手法をある程度理解し、実例の説明ができる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
地域デザインに関する基礎的な計画論として地域づくりの方法やプロセス、多主体の参加と協同・協働による種々のデザインおよびマネージメントについて説明できる能力を身につける。また、都市・建築・まちづくりの事業化のための手法としてひと・もの・こと・コミュニケーションに視点をあて、地域づくりのための発想法を学ぶ。地域デザインのあり方について具体的方法論を用いて表現し、地域づくりの場面で応用できる素養を見につける。
授業の進め方・方法:
1)本講義は様々な建築・施設の設計や都市設計(まちづくり)につながる科目である。自らの作品づくり・提案や地域での実践活動に必要な創造(想像)力や思考力を養う機会とすること。
2)本講義の評価は適宜行うレポート及び発表により行う。
3)授業で得る知識は設計競技や資格取得(福祉住環境コーディネーター等)につなげるためのものである。各自が積極的に課外活動に取り組むための機会とすること。
注意点:
1)講義内で紹介する方法論や手法をより深く理解するためには、自己学習として、座学のみならず受講者自らが自発的に建築・都市空間を体験したり、地域での活動に参加することが重要である。地域での実践の機会があれば積極的に参加すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明 |
授業の流れを理解し、到達目標を立てる
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2週 |
(1)地域デザインとは 地域デザインとは何か |
地域デザインとは何かを理解する
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3週 |
地域デザインのための基礎知識① -地域特性を把握するための手法 |
地域特性を把握するための調査・分析手法について理解する
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4週 |
地域デザインのための基礎知識② -合意形成のための手法とプロセス |
地域デザインのための合意形成の手法とプロセスについて理解する
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5週 |
地域志向のまちづくり・まち育て① -宮崎県の地域特性と地域デザインの実態 |
地域資源を活かしたまちづくりを行うにあたっての宮崎県の実態(データや取り組み)を把握する
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6週 |
地域志向のまちづくり・まち育て② -地域づくりに関するグループディスカッション(WS) |
宮崎県における地域資源を活かしたまちづくりについて提案できる
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7週 |
(2)地域の再生・再活性化 中心市街地の活性化 |
地方都市における中心市街地の実態と再生のための方法論について理解する
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8週 |
既存ストックの再生・活用方法 |
我が国における既存ストック(空き家・空き店舗等)の実態とその活用手法について理解する
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4thQ |
9週 |
コミュニティアーキテクトの役割と機能 |
コミュニティアーキテクトの役割とは何かについて理解する
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10週 |
地域再生に関するグループディスカッション(WS) |
種々の問題を抱えている地域の再生・再活性化について提案できる
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11週 |
(3)地域マネジメントとは何か コミュニティビジネスの基礎知識 |
コミュニティビジネスとは何かについて理解する
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12週 |
コミュニティビジネスの発想法と創造手法 |
まちづくりにおけるコミュニティビジネスのつくり方を理解する
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13週 |
都市マネジメントの方法 |
都市マネジメント手法について理解する
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14週 |
(4)今後の地域づくり・まちづくり 超高齢社会・人口減少社会における福祉のまちづくり |
超高齢社会・人口減少社会における福祉環境デザインについて理解する
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15週 |
超高齢社会・人口減少社会におけるコミュニティデザイン |
超高齢社会・人口減少社会におけるコミュニティデザインについて理解する
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16週 |
(5)まとめ グループディスカッション(WS) -SDGsと地域デザイン |
本講義のまとめとして、地域デザインとSDGsのつながりについて理解する
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | レポート | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 20 | 0 | 80 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 5 | 0 | 20 | 0 | 0 | 25 |
専門的能力 | 0 | 10 | 0 | 40 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 5 | 0 | 20 | 0 | 0 | 25 |