専攻科特別研究Ⅱ

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 専攻科特別研究Ⅱ
科目番号 0032 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 8
開設学科 建築学専攻 対象学年 専2
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材
担当教員 林田 義伸,原田 志津男,加藤 巨邦,山本 剛,杉本 弘文,浅野 浩平

到達目標

自主的・継続的な研究活動及び成果発表を通じて、以下の目標の達成を目指し、各能力を高いレベルで習得する。
1)具体的な課題に関して自主的な調査・研究ができる。
2)研究内容を分かり易く、具体的且つ簡潔に説明することができる。
3)質問の内容を理解し、的確に答えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1研究テーマに関連した教員から与えられた周辺基礎知識から応用知識まで理解すること。研究テーマに関連した教員から与えられた周辺基礎知識をほぼ十分に理解すること。研究テーマに関連した教員から与えられた周辺基礎知識を最低限理解すること。
評価項目2得られた知識を元に,関連する項目や用語について自力で自由自在に検索や調査ができること。得られた知識を元に,関連する項目や用語について自力で十分な検索や調査ができること。得られた知識を元に,関連する項目や用語について自力で最低限必要な検索や調査ができること。
評価項目3得られた基礎知識を特別研究に応用することができるかを確実に判断し,問題点があればその正しい解決策を提案することができること。得られた基礎知識を特別研究に応用することができるかを判断し,問題点があればその解決策を提案することができること。助言があれば,得られた基礎知識を特別研究に応用することができるかを判断し,問題点についてなんらかの解決策を提案することができること。
評価項目4得られた知識・知見をレポートとして,分かりやすくまた過不足なくまとめられること。得られた知識・知見をレポートとして分かりやすくまとめられること。助言があれば得られた知識・知見をまとめられること。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
専攻科特別研究において,各自のテーマに則した研究を自らの力で創造的に押し進めていくために必要な各テーマに関連する周辺の専門知識についての修得を目標とする。
★各研究室の研究課題
杉本研究室: 集住による生活・居住環境づくりに関する研究
中村(裕)研究室:コンピュータによる遺跡の復元支援の研究
林田研究室:西洋古代建築の設計法及び施工法に関する研究
山本研究室:木造住宅に降下する火山灰の堆積性状に関する研究
加藤研究室:建築用鋼材の機械的性質のばらつきに関する研究
原田研究室:火山噴出物起源コンクリート用材料の開発
授業の進め方・方法:
専攻科特別研究担当教員が専攻科特別研究と密接に関連する周辺分野に関して,演習形式で教授する。レポートは各担当教員に提出する。
注意点:
準備学習および自己学習は各指導教員の指示に従うこと。レポートは事後学習として評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 年間研究計画の策定 専攻科特別研究Ⅰの結果を基に、今後の研究計画を検討する。
2週 研究の実行と結果の検討・考察1 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
3週 研究の実行と結果の検討・考察2 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
4週 研究の実行と結果の検討・考察3 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
5週 研究の実行と結果の検討・考察4 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
6週 研究の実行と結果の検討・考察5 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
7週 研究の実行と結果の検討・考察6 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
8週 研究の実行と結果の検討・考察7 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
2ndQ
9週 研究の実行と結果の検討・考察8 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
10週 研究の実行と結果の検討・考察9 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
11週 研究の実行と結果の検討・考察10 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
12週 研究の実行と結果の検討・考察11 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
13週 研究の実行と結果の検討・考察12 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
14週 研究の実行と結果の検討・考察13 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
15週 研究の実行と結果の検討・考察14 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
16週 研究の実行と結果の検討・考察15 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
後期
3rdQ
1週 研究の中間発表会 前期中に行った研究成果をまとめ、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
2週 研究の実行と結果の検討・考察16 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
3週 研究の実行と結果の検討・考察17 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
4週 研究の実行と結果の検討・考察18 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
5週 研究の実行と結果の検討・考察19 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
6週 研究の実行と結果の検討・考察20 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
7週 研究の実行と結果の検討・考察21 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
8週 研究の実行と結果の検討・考察22 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
4thQ
9週 研究の実行と結果の検討・考察23 実験や解析など各テーマに相応しい方法にしたがって研究を遂行する。得られた研究結果を検討・考察し、必要に応じて、今後の研究計画を修正する。
10週 特別研究論文の作成の準備1 特別研究論文の作成に向け、研究資料を整理する。
11週 特別研究論文の作成の準備2 特別研究論文の作成に向け、研究資料を整理する。
12週 特別研究論文の作成
研究成果を特別研究論文としてまとめる。
13週 特別研究論文発表会の研究要旨の準備 特別研究論文発表会の研究要旨作成に向け、研究資料を準備する。
14週 特別研究論文発表会の研究要旨の作成 特別研究論文発表会の研究要旨作成に向け、研究内容を要領よくまとめる。
15週 特別研究論文発表会の準備 特別研究論文発表会の口頭発表に向け、プレゼンテーション資料を準備する。
16週 特別研究論文発表会 研究成果を発表し、研究内容、プレゼンテーション能力及びコミュニケーション能力の達成度について評価を受ける。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力専門的能力の実質化PBL教育PBL教育工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。5後16
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。5後16
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。5後16
状況分析の結果、問題(課題)を明確化することができる。5後16
各種の発想法や計画立案手法を用いると、課題解決の際、効率的、合理的にプロジェクトを進めることができることを知っている。5後16
各種の発想法、計画立案手法を用い、より効率的、合理的にプロジェクトを進めることができる。5後16
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。4後16
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。4後16
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。4後16
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。4後16
ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。4後16
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。4後16
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。4後16
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。4後16
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。4後16
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。4後16
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 4後16
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。4後16
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。4後16
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。4後16
学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。4後16
市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。4後16
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。4後16
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。4後16
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。4後16
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。4後16
法令を理解し遵守する。基本的人権について理解し、他者のおかれている状況を理解することができる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識している。4後16
法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。4後16
未来の多くの可能性から技術の発展と持続的社会の在り方を理解し、自らのキャリアを考えることができる。4後16
技術の発展と持続的社会の在り方に関する知識を有し、未来社会を考察することができるとともに、技術の創造や自らのキャリアをデザインすることが考慮できる。4後16
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。4後16
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。4後16
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセス理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しなければならないことを理解する。4後16
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセスを理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しデザインすることができる。4後16

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合02005075100
基礎的能力050002530
専門的能力0100004050
分野横断的能力050501020