比較文化論B

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 比較文化論B
科目番号 1090 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 『日英おもしろ文化比較』 石井隆之他著 朝日出版社
担当教員 鞍掛 哲治

到達目標

1.他者への関心を持ちオープンである
2.他者の信念や行動に対して直ちに判断を下さず、好奇心をもって理解しょうとする
3.他者の視点から物事を分析・理解しようとする
4.自らの所属集団・他者の所属集団の文化背景の知識がある
5.文化背景が及ぼす影響について十分な知識がある
6.異文化理解に必要な態度・知識を踏まえて意見を語り行動することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目A:態度1他者への関心をもちオープンである他者への関心を持ちープンであろうとする他者への関心がなくオープンではない
評価項目A:態度2他者の信念や行動に対して直ちに判断を下さず、好奇心をもって理解しようとする他者の信念や行動に対して直ちに判断を下さない他者の信念や行動を誤解して判断しがちである
評価項目A:態度3他者の視点から物事を分析・理解しようとする他者の視点を理解しようとする他者の視点がつかみきれない
評価項目B:知識1自らの所属集団・他者の所属集団の文化背景の知識がある自らの所属集団・他者の所属集団の文化背景の知識がある程度ある自らの所属集団・他者の所属集団の文化背景の知識が不足している
評価項目B:知識2文化背景が及ぼす影響について知識がある文化背景が及ぼす影響について知識がある程度ある文化背景が及ぼす影響について知識が不足している
評価項目:発言・行動A(態度)、B(知識)を踏まえて意見を語り行動することができるA(態度)、B(知識)を踏まえて意見を語り行動することがある程度できる自分の意見が語れない、行動できない

学科の到達目標項目との関係

教育プログラムの学習・教育到達目標 1-1 説明 閉じる
教育プログラムの学習・教育到達目標 4-3 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 4-b 説明 閉じる
JABEE 1(2)(a) 説明 閉じる
教育プログラムの科目分類 (1)① 説明 閉じる
JABEE(2012)基準 1(2)(a) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本と主に英国の文化を比較しながら、異文化を理解するための方法・他者に自国文化を理解してもらう感覚を養う。特に他者と分かり合えるための態度と知識に焦点をあてて、自国のことについても十分に説明する練習をする。また、取り上げる作品の主題に沿って、いくつかペアワーク・グループ/クラスディスカッションを試みる。さらに,興味をもったテーマについて,プレゼンテーションを行う。
授業の進め方・方法:
毎回まずテーマについての英文を読み、その背景を理解することに努める。次に、テーマについての理解を深めるために、ペアワーク・グループ/クラスディスカッションを行う。最後に、授業で取り上げたテーマから一つを選び、プレゼンテーションを行う。
注意点:
読書などの自習も重要で、240分/1Wの自学自習が必要である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ・オリエンテーション
・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 01 の精読 (1)
・オリエンテーション の内容を理解できる
・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 01 の精読 (1) できる
2週 ・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 01 の精読 (2)
・テーマに基づくペア・グループワーク、クラスディスカッション
・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 01 の精読 (2) できる
・テーマに基づくペア・グループワーク、クラスディスカッション できる
3週 ・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 02 の精読 (1) ・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 02 の精読 (1) できる
4週 ・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 02 の精読 (2)
・テーマに基づくペア・グループワーク、クラスディスカッション
・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 02 の精読 (2) できる
・テーマに基づくペア・グループワーク、クラスディスカッション できる
5週 ・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 04 の精読 (1) ・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 04 の精読 (1) できる
6週 ・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 04 の精読 (2)
・テーマに基づくペア・グループワーク、クラスディスカッション
・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 04 の精読 (2) できる
・テーマに基づくペア・グループワーク、クラスディスカッション できる
7週 ・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 06 の精読 (1) ・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 06 の精読 (1) できる
8週 ・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 06 の精読 (2)
・テーマに基づくペア・グループワーク、クラスディスカッション
・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 06 の精読 (2) できる
・テーマに基づくペア・グループワーク、クラスディスカッション できる
4thQ
9週 ・1~8週 Wrap Up ・1~8週 Wrap Up の内容を理解できる
10週 ・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 13 の精読 (1) ・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 13 の精読 (1) できる
11週 ・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 13 の精読 (2)
・テーマに基づくペア・グループワーク、クラスディスカッション
・テキスト『日英おもしろ文化比較』Ch. 13 の精読 (2) できる
・テーマに基づくペア・グループワーク、クラスディスカッション できる
12週 ・プレゼンテーション準備 (1) ・プレゼンテーション準備 (1) できる
13週 ・プレゼンテーション準備 (2) ・プレゼンテーション準備 (2) できる
14週 ・プレゼンテーション準備 (3) ・プレゼンテーション準備 (3) できる
15週 ・プレゼンテーション本番
・1~11週 Wrap Up
・プレゼンテーション本番 できる
・1~11週 Wrap Up の内容を理解できる
16週 試験答案の返却・解説 各試験において間違えた部分を自分の課題として把握する。(非評価項目)

評価割合

試験クラス参加度プレゼンテーションその他合計
総合評価割合40203010100
基礎的能力40203010100
専門的能力00000
分野横断的能力00000