物理学基礎Ⅱ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 物理学基礎Ⅱ
科目番号 0022 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 力学II(大日本図書)/力学I(大日本図書)
担当教員 濵﨑 貢

到達目標

1.仕事とエネルギーの関係を理解し、エネルギー保存則を用いた計算ができる。
2.二体系における重心、運動量、角運動量などの計算ができる。
3.質点系と剛体における並進運動、回転運動の運動方程式を立てることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1仕事とエネルギーの関係を理解し、エネルギー保存則を用いた計算ができる、さらに保存力について説明できる。仕事とエネルギーの関係を理解し、エネルギー保存則を用いた計算ができる。仕事とエネルギーの関係を理解し、エネルギー保存則を用いた計算ができない。
評価項目2二体系における重心、運動量、角運動量などの計算ができ、さらに運動量保存、角運動量保存を数式で示すことができる。二体系における重心、運動量、角運動量などの計算ができる。二体系における重心、運動量、角運動量などの計算ができない。
評価項目3質点系と剛体における並進運動、回転運動の運動方程式を立てることができ、運動エネルギーの計算ができる。質点系と剛体における並進運動、回転運動の運動方程式を立てることができる。質点系と剛体における並進運動、回転運動の運動方程式を立てることができない。

学科の到達目標項目との関係

本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
物理学のみならず、専門科目の基礎ともなる力学を基本から学習する。1、2年次に学習した数学を活用し、自然現象の本質を抽出する物理的なものの見方、考えかたを身につける。
授業の進め方・方法:
講義形式で進め、適宜演習を行う。
注意点:
予習復習はもちろん、演習問題等を通して積極的に自学する姿勢が重要である。1年次の教科書「力学Ⅰ」を利用するとよい。授業の進捗状況に応じて、演習として適宜平常テストを課す。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1.仕事と力学的エネルギー □ 仕事と仕事率を理解できる。
□ 仕事とエネルギーの関係を理解できる。
□ 位置エネルギー、運動エネルギーを計算できる。
□ 保存力を理解できる。
□ 位置エネルギーと保存力の関係を理解できる。
2週 1.仕事と力学的エネルギー □ 仕事と仕事率を理解できる。
□ 仕事とエネルギーの関係を理解できる。
□ 位置エネルギー、運動エネルギーを計算できる。
□ 保存力を理解できる。
□ 位置エネルギーと保存力の関係を理解できる。
3週 1.仕事と力学的エネルギー □ 仕事と仕事率を理解できる。
□ 仕事とエネルギーの関係を理解できる。
□ 位置エネルギー、運動エネルギーを計算できる。
□ 保存力を理解できる。
□ 位置エネルギーと保存力の関係を理解できる。
4週 1.仕事と力学的エネルギー □ 仕事と仕事率を理解できる。
□ 仕事とエネルギーの関係を理解できる。
□ 位置エネルギー、運動エネルギーを計算できる。
□ 保存力を理解できる。
□ 位置エネルギーと保存力の関係を理解できる。
5週 2.二体系の力学 □ 二体系の重心を計算できる。
□ 重心の運動を理解できる。
□ 運動量・運動量保存則を理解できる。
□ 反発係数の定義を理解できる。
□ 角運動量・角運動量保存則を理解できる。
6週 2.二体系の力学 □ 二体系の重心を計算できる。
□ 重心の運動を理解できる。
□ 運動量・運動量保存則を理解できる。
□ 反発係数の定義を理解できる。
□ 角運動量・角運動量保存則を理解できる。
7週 2.二体系の力学 □ 二体系の重心を計算できる。
□ 重心の運動を理解できる。
□ 運動量・運動量保存則を理解できる。
□ 反発係数の定義を理解できる。
□ 角運動量・角運動量保存則を理解できる。
8週 3.質点系の力学と剛体の力学 □ 質点系・剛体の重心を計算できる。
□ 質点系・剛体の並進運動・回転運動の運動方程式を理解できる。
□ 剛体の慣性モーメントを計算できる。
□ 回転の運動エネルギーを計算できる。
□ 剛体に関して運動方程式を適用できる。
4thQ
9週 3.質点系の力学と剛体の力学 □ 質点系・剛体の重心を計算できる。
□ 質点系・剛体の並進運動・回転運動の運動方程式を理解できる。
□ 剛体の慣性モーメントを計算できる。
□ 回転の運動エネルギーを計算できる。
□ 剛体に関して運動方程式を適用できる。
10週 3.質点系の力学と剛体の力学 □ 質点系・剛体の重心を計算できる。
□ 質点系・剛体の並進運動・回転運動の運動方程式を理解できる。
□ 剛体の慣性モーメントを計算できる。
□ 回転の運動エネルギーを計算できる。
□ 剛体に関して運動方程式を適用できる。
11週 3.質点系の力学と剛体の力学 □ 質点系・剛体の重心を計算できる。
□ 質点系・剛体の並進運動・回転運動の運動方程式を理解できる。
□ 剛体の慣性モーメントを計算できる。
□ 回転の運動エネルギーを計算できる。
□ 剛体に関して運動方程式を適用できる。
12週 3.質点系の力学と剛体の力学 □ 質点系・剛体の重心を計算できる。
□ 質点系・剛体の並進運動・回転運動の運動方程式を理解できる。
□ 剛体の慣性モーメントを計算できる。
□ 回転の運動エネルギーを計算できる。
□ 剛体に関して運動方程式を適用できる。
13週 3.質点系の力学と剛体の力学 □ 質点系・剛体の重心を計算できる。
□ 質点系・剛体の並進運動・回転運動の運動方程式を理解できる。
□ 剛体の慣性モーメントを計算できる。
□ 回転の運動エネルギーを計算できる。
□ 剛体に関して運動方程式を適用できる。
14週 3.質点系の力学と剛体の力学 □ 質点系・剛体の重心を計算できる。
□ 質点系・剛体の並進運動・回転運動の運動方程式を理解できる。
□ 剛体の慣性モーメントを計算できる。
□ 回転の運動エネルギーを計算できる。
□ 剛体に関して運動方程式を適用できる。
15週 試験答案の返却・解説 試験において間違った部分を自分の課題として把握する(非評価項目)。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000