| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 複数個の力が作用する構造体の静止状態において.力のつり合いとモーメントのつり合いから力の関係を求められる。 | 3力の作用する場における力とモーメントのつり合いを求められる。 | 作用力の関係を力の図示ができない。さらに二次元座標に力を分解できない。 |
評価項目2 | 摩擦を考慮する場合の物体に作用する摩擦力を正しく把握し、物体に作用する力の関係を解析できる。 | 摩擦を考慮すべき静止物体を運動させるもしくは運動している物体を静止させるために必要な力を計算できる。 | 物体に作用する摩擦抵抗の方向を考慮したつり合い状態を方程式として表記できない。 |
評価項目3 | 仕事と動力の定義を理解して損失を考慮した必要動力を解析できる。 | 単純な運動における仕事量や動力計算ができる。 | 仕事や動力の定義から単純な運動への適応ができない。 |
| 様々な種類の支点をもつ物体に集中、分布荷重が複数作用していても全支点における反力・モーメントを計算できる。 | 等分布荷重を受けるはりや集中荷重を受けるはりなど単純な荷重の2支点における反力の計算ができる。 | 等分布荷重を受けるはりの支点反力が計算できない。 |
| 三角形や長方形などの単純形状の重心を積分を用いて計算でき、単純形状の組み合わせによる形状の物体の重心を求められる。 | 三角形や長方形などの単純形状の重心を積分を用いて計算できる。 | 左右対称形状の単純形状の組み合わせによる形状の物体の重心しか求められない。 |