比較文化論A

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 比較文化論A
科目番号 0044 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 なし
担当教員 坂元 真理子

到達目標

グローバルな視点に立ち、また相手の立場に立ってものを考えることができる技術者を目指すために、自文化と異文化について理解し、異文化を受け入れるために必要な知識と価値観を養う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安(可)
文化・異文化について文化・異文化と社会化の定義と構造について理解し、現実社会や自分の身の回りのことに置き換えて考え、それについて自分の意見を論理的に記述することができる。文化・異文化と社会化の定義と構造について理解し、現実社会や自分の身の回りのことに置き換えて考えることができる。文化・異文化と社会化の定義と構造について理解することができる。
カルチャーショックについてカルチャーショックの定義や関連の言説、カルチャーショックの変容について理解し、現実社会や自分の身の回りのことに置き換え、それについて自分の意見を論理的に記述することができる。カルチャーショックの定義や関連の言説、カルチャーショックの変容について理解し、現実社会や自分の身の回りのことに置き換えて考えることができる。カルチャーショックの定義や関連の言説、カルチャーショックの変容について理解することができる。
現代社会と多文化意識との関連について多文化意識について理解し、現実社会や自分の身の回りのことを多文化許容的な考え方でとらえ、自分の意見を論理的に記述することができる。多文化意識について理解し、現実社会や自分の身の回りのことに置き換えて考えることができる。多文化意識の定義やそれに関連した考え方について理解することができる。
現代社会で起こっている事象との関連について社会で現在起こっている事象について、講義内容の中でとりあげられた視点から理解・分析し、それについて自分の考えを論理的に記述することができる。社会で現在起こっている事象について、講義内容の中でとりあげられた視点から理解し、分析することができる。社会で現在起こっている事象について、講義内容の中でとりあげられた視点から理解することができる。

学科の到達目標項目との関係

JABEE 1(2)(a) 説明 閉じる
教育プログラムの科目分類 (1)① 説明 閉じる
JABEE(2012)基準 1(2)(a) 説明 閉じる
教育プログラムの学習・教育到達目標 1-1 説明 閉じる
教育プログラムの学習・教育到達目標 4-3 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 4-b 説明 閉じる

教育方法等

概要:
人文・社会科学分野のごく基本的な用語や歴史について学習するとともに、身近な事や社会現象について文化人類学的、心理学、言語学、その他社会科学的な視点からの分析や考察を行う。
授業の進め方・方法:
講義形式。時折グループ活動やペア活動を行う。
注意点:
小レポートを提出すること。国内外の文化や習慣、歴史に興味関心を持って受講することが好ましい。
なお,本科目は学修単位〔講義Ⅰ〕科目であるため,指示内容について60分程度の自学自習(予習・復習)が必要である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 本科目の目的、評価、授業の進め方、自宅学習の方法について理解する。
2週 文化とは 文化の定義について理解することができる。
3週 異文化とは 異文化の定義と異文化体験の背景について理解することができる。
4週 異文化とは 異文化と接触する事にまつわる事柄と、その対応パターンについて理解することができる。
5週 国際的異文化との接触 国際的な異文化体験の様々な背景について理解し、国際的異文化接触に際してその変容や葛藤について理解することができる。
6週 国際的異文化との接触 国際的な異文化体験の様々な背景について理解し、国際的異文化接触に際してその変容や葛藤について理解することができる。
7週 国内的異文化との接触 国内での異文化体験の様々な背景について理解し、国内での異文化接触に際してその変容や葛藤について理解することができる。
8週 多文化を生きる 多文化社会という概念について理解し、多文化社会の視点から異文化を理解することができる。
2ndQ
9週 多文化を生きる 多文化社会という概念について理解し、多文化社会の視点から異文化を理解することができる。
10週 「自由選択型社会」を
生きる
自由選択型社会という概念について理解し、自由選択型社会の視点から異文化を理解することができる。
11週 「自由選択型社会」を
生きる
自由選択型社会という概念について理解し、自由選択型社会の視点から異文化を理解することができる。
12週 ネット社会を生きる ネット上における社会について理解し、考えをまとめることができる。
13週 ネット社会を生きる ネット上における社会について理解し、考えをまとめることができる。
14週 異文化を生きる 社会の中の異文化と向き合う際の視点について考えをまとめることができる。
15週 前期期末試験 上記授業項目について達成度を確認する。
16週 試験答案の返却・解説 試験において間違えた部分を自分の課題として把握する(非評価項目)。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学ライフサイエンス/アースサイエンスライフサイエンス/アースサイエンス太陽系を構成する惑星の中に地球があり、月は地球の衛星であることを説明できる。3
地球は大気と水で覆われた惑星であることを説明できる。3
陸地および海底の大地形とその形成を説明できる。3
地球の内部構造を理解して、内部には何があるか説明できる。3
マグマの生成と火山活動を説明できる。3
地震の発生と断層運動について説明できる。3
地球科学を支えるプレートテクトニクスを説明できる。3
プレート境界における地震活動の特徴とそれに伴う地殻変動などについて説明できる。3
地球上の生物の多様性について説明できる。3
生物の共通性と進化の関係について説明できる。3
生物に共通する性質について説明できる。3
大気圏の構造・成分を理解し、大気圧を説明できる。3
大気の熱収支を理解し、大気の運動を説明できる。3
大気の大循環を理解し、大気中の風の流れなどの気象現象を説明できる。3
海水の運動を理解し、潮流、高潮、津波などを説明できる。3
植生の遷移について説明でき、そのしくみについて説明できる。3
世界のバイオームとその分布について説明できる。3
日本のバイオームの水平分布、垂直分布について説明できる。3
生態系の構成要素(生産者、消費者、分解者、非生物的環境)とその関係について説明できる。3
生態ピラミッドについて説明できる。3
生態系における炭素の循環とエネルギーの流れについて説明できる。3
熱帯林の減少と生物多様性の喪失について説明できる。3
有害物質の生物濃縮について説明できる。3
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。3

評価割合

試験レポート態度合計
総合評価割合70300100
到達度70300100