到達目標
1.リレーの増幅動作や機械的動作と使い方がわかる。
2.インタロック回路や自己保持回路を用いてリレー回路を作成できる。
3.直流電動機の機械的構造と動作原理が理解できる。
4.3相誘導電動機の機械的構造と動作原理が理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | リレーの増幅動作を理解し,リレーの機械的動作もわかる。 | リレーによる増幅動作が理解できる。 | リレーによる増幅動作が理解できない。 |
評価項目2 | 仕様に合わせてインタロックや自己保持回路を作成できる。 | インタロックや自己保持回路が理解できる。 | インタロックや自己保持回路が理解できない。 |
評価項目3 | 直流電動機の機械的構造と動作原理が理解でき,実際の直流電動機の仕様が理解できる。 | 直流電動機の機械的構造と動作原理が理解出できる。 | 直流電動機の機械的構造と動作原理が理解出できない。 |
学科の到達目標項目との関係
JABEE 2.1(1)①
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JABEE(2012)基準 2.1(1)①
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教育プログラムの学習・教育到達目標 3-1
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本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-c
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教育方法等
概要:
電気電子工学の基礎知識,電気機器を取り扱うために必要な知識,半導体デバイスの基礎知識,電子回路を取り扱うための基礎知識,機械制御に必要なアナログ技術やディジタル技術の基礎知識を習得することが目標である。
授業の進め方・方法:
講義およびグループ学習形式で進める。電磁気学や電気回路の基礎知識を必要とする。本講義は 3年次に開講される電気回路I,電子回路と深い関連があり,三つの講義を連続して受講することが望ましい。
注意点:
説明と必要に応じて演習問題を中心に講義を行う。このため講義毎の復習はもちろんのこと,できる限り予習を行うことが望ましい。課題が出された場合には,提出期限内に確実に提出すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
図記号と文字記号およびタイムチャート |
図記号・文字記号が正確に書ける。タイムチャートの見方がわかる。
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2週 |
リレー回路の基礎 |
リレーの構造と、リレー回路の基本ルールが説明できる
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3週 |
リレー回路(自己保持回路) |
自己保持回路の動作が説明でき、タイムチャートが描ける
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4週 |
リレー回路(インタロック回路) |
インタロック回路の動作を理解し、タイムチャートが描ける
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5週 |
リレー回路(インタロック回路) |
インタロック回路の動作を理解し、タイムチャートが描ける
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6週 |
リレー回路(フリッカ回路、順次動作回路) |
フリッカ回路や順次動作回路の動作を理解し、タイムチャートが描ける
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7週 |
リレー回路(フリッカ回路、順次動作回路) |
フリッカ回路や順次動作回路の動作を理解し、タイムチャートが描ける
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8週 |
モータ駆動回路 |
3相モータを駆動するための回路および接続方法が書ける
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2ndQ |
9週 |
電動機の概要 |
電動機の分類ができる
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10週 |
直流電動機 |
直流電動機の構造と、回転原理が説明できる
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11週 |
直流電動機 |
直流電動機に関する微分方程式と、ブロック図が書ける
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12週 |
直流電動機 |
巻線や構造の違いと、トルクや回転速度の特性の違いが整理できる
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13週 |
誘導電動機 |
誘導電動機の回転原理が説明できる
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14週 |
誘導電動機 |
誘導電動機の始動方法について分類できる
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15週 |
試験解答 |
解答が理解できる
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 80 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |