応用数学Ⅱ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 応用数学Ⅱ
科目番号 0087 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 新応用数学 高遠他 大日本図書/新応用数学問題集 大日本図書
担当教員 西田 詩

到達目標

1.ベクトル関数を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。
2.スカラー場とベクトル場を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。
3.線積分・面積分を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。
4.正則関数を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。
5.複素積分を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1標準的な到達レベルに加えて,教科書の練習問題・問題集を解くことができる。ベクトル関数を説明できる。 教科書の例題・問を解くことができる。標準的な到達レベルのことが一部または全てできない。
評価項目2標準的な到達レベルに加えて,教科書の練習問題・問題集を解くことができる。スカラー場とベクトル場を説明できる。 教科書の例題・問を解くことができる。標準的な到達レベルのことが一部または全てできない
評価項目3標準的な到達レベルに加えて,教科書の練習問題・問題集を解くことができる。線積分・面積分を説明できる。 教科書の例題・問を解くことができる。標準的な到達レベルのことが一部または全てできない
評価項目4標準的な到達レベルに加えて,教科書の練習問題・問題集を解くことができる。正則関数を説明できる。 教科書の例題・問を解くことができる。標準的な到達レベルのことが一部または全てできない
評価項目5標準的な到達レベルに加えて,教科書の練習問題・問題集を解くことができる。複素積分を説明できる。 教科書の例題・問を解くことができる。標準的な到達レベルのことが一部または全てできない

学科の到達目標項目との関係

教育プログラムの学習・教育到達目標 3-1 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-a 説明 閉じる
JABEE 1(2)(c) 説明 閉じる
教育プログラムの科目分類 (2)① 説明 閉じる
JABEE(2012)基準 1(2)(c) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ベクトル解析、複素関数について基本的事項を学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業項目の科目全体における位置付けを説明する。必要に応じて既習の内容を復習する。教科書に沿って口頭と板書による解説を行い,内容の理解を確認する。
注意点:
本講義は学習単位の講義I科目である。一回の授業につき毎回60分以上の予習と120分以上の復習が必要である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1(1)空間のベクトル、外積 空間のベクトル、外積を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。
2週 1(2)ベクトル関数、曲線 ベクトル関数、曲線を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。
3週 1(3)曲面 曲面を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。
4週 2(1)勾配 勾配を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。
5週 2(2)発散と回転 発散と回転を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。
6週 3(1)スカラー場の線積分、ベクトル場の線積分 スカラー場の線積分、ベクトル場の線積分を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。
7週 3(2)グリーンの定理、面積分 グリーンの定理、面積分を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。
8週 4(1)複素数と極形式、絶対値と偏角 複素数と極形式、絶対値と偏角を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。
4thQ
9週 4(2)複素関数 複素関数を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。
10週 4(3)正則関数、コーシー・リーマンの関係式 正則関数、コーシー・リーマンの関係式を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。
11週 4(4)逆関数 逆関数を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。
12週 5(1)複素積分 複素積分を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。
13週 5(2)コーシーの積分定理 コーシーの積分定理を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。
14週 5(3)コーシーの積分表示 コーシーの積分表示を説明でき、計算方法を理解し、演習・例題に使用できる。
15週 試験答案の返却・解説 試験において間違えた部分を自分の課題として把握する。(非評価項目)
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力1000001020
専門的能力5000001060
分野横断的能力1000001020