| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 熱力学の第一法則および熱力学の第2法則を基に,熱や仕事に関する応用的な問題を解くことができる. | 熱力学で取り扱う物理量や状態量について理解し,熱力学の第一法則および熱力学の第2法則を基に,熱や仕事に関する基本的な問題を解くことができる.
| 熱力学の第一法則および熱力学の第2法則を基に,熱や仕事に関する基本的な問題を解くことができない.
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評価項目2 | 実際の機器における気体の状態変化について,理想気体の状態式を応用して,状態量,熱量,仕事量を計算できる. | 理想気体の状態式を基に,種々な理想気体の状態変化について,状態量,熱量,仕事量を計算できる. | 理想気体の状態式を基に,種々な理想気体の状態変化について,状態量,熱量,仕事量を計算できない. |
評価項目3 | 実際のガスサイクルと理想的なサイクルを比較し,状態変化や性能の変化ついて説明できる. | ガスサイクルの基本的なサイクルについて理解し,仕事量や熱効率などに関する性能計算ができる.
| 基本的なガスサイクルについて,仕事量や熱効率などに関する性能計算ができない. |
評価項目4 | 密度,粘性,動粘性係数,圧力の定義を理解し,その応用計算ができる.静止液体中の圧力分布や壁面にはたらく力を理解し,その具体的な問題に対して応用計算ができる. | 流体の密度,粘性,動粘性係数,圧力の定義を理解し,その基本的計算ができる.静止液体中の圧力分布や壁面にはたらく力を理解し,その基本的計算ができる. | 流体の密度,粘性,動粘性係数,圧力の計算ができない.静止液体中の圧力分布や壁面にはたらく力を計算できない. |
評価項目5 | 連続の式およびベルヌーイの式を理解し,流量,平均速度,圧力の応用計算ができる.運動量の法則を理解し,物体に作用する力の応用計算ができる.物体まわりの流れ現象,および,その基本法則を理解し,物体に作用する揚力,抗力の応用計算ができる. | 連続の式およびベルヌーイの式を理解し,流量,平均速度,圧力の基本的計算ができる.運動量の法則を理解し,物体に作用する力を計算することができる.物体に作用する揚力,抗力の基本的計算をすることができる. | 連続の式およびベルヌーイの式を使って,流量,平均速度,圧力の計算ができない.運動量の法則を使って,物体に作用する力を計算することができない.物体に作用する揚力,抗力を計算することができない. |
評価項目6 | 材料力学の基本である引っ張り圧縮,ねじり,曲げによる力と変形の関係から応力やひずみを計算できる. | 材料力学の基本である引っ張り圧縮,ねじり,曲げによる力と変形の関係を理解できる. | 材料力学の基本である引っ張り圧縮,ねじり,曲げによる力の作用や変形の様子を理解できない. |
評価項目7 | 物体の並進運動として斜方投射の運動について運動方程式を立て,任意の時間経過後の物体の位置を正確に解析することができる. | 物体の運動についてニュートンの運動の法則を理解しつつ運動方程式を導入することができる.剛体の慣性モーメントの表を利用して回転の運動についての例題演習の内容を理解することができる. | ニュートンの運動の法則の内容理解できていない.運動方程式を立てることができない. |
評価項目8 | 任意形状の剛体の慣性モーメントを定義に従って計算することができる.剛体の回転運動について方程式を示しながら理解している. | 剛体の慣性モーメントの表を利用して回転の運動についての例題演習の内容を理解することができる. | 回転の運動の様子を想定することができない.慣性モーメントの内容を理解できていないので計算できない. |