比較文化論A

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 比較文化論A
科目番号 0103 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 なし(資料等はこちらで適宜提示する。)
担当教員 坂元 真理子

到達目標

グローバルな視点に立ち、また相手の立場に立ってものを考えることができる技術者を目指すために、自文化と異文化について理解し、異文化を受け入れるために必要な知識と価値観を養う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安(可)
文化・異文化について文化・異文化と社会化の定義と構造について理解し、現実社会や自分の身の回りのことに置き換えて考え、それについて自分の意見を論理的に記述することができる。文化・異文化と社会化の定義と構造について理解し、現実社会や自分の身の回りのことに置き換えて考えることができる。文化・異文化と社会化の定義と構造について理解することができる。
カルチャーショックについてカルチャーショックの定義や関連の言説、カルチャーショックの変容について理解し、現実社会や自分の身の回りのことに置き換え、それについて自分の意見を論理的に記述することができる。カルチャーショックの定義や関連の言説、カルチャーショックの変容について理解し、現実社会や自分の身の回りのことに置き換えて考えることができる。カルチャーショックの定義や関連の言説、カルチャーショックの変容について理解することができる。
現代社会と多文化意識との関連について多文化意識について理解し、現実社会や自分の身の回りのことを多文化許容的な考え方でとらえ、自分の意見を論理的に記述することができる。多文化意識について理解し、現実社会や自分の身の回りのことに置き換えて考えることができる。多文化意識の定義やそれに関連した考え方について理解することができる。
現代社会で起こっている事象との関連について社会で現在起こっている事象について、講義内容の中でとりあげられた視点から理解・分析し、それについて自分の考えを論理的に記述することができる。社会で現在起こっている事象について、講義内容の中でとりあげられた視点から理解し、分析することができる。社会で現在起こっている事象について、講義内容の中でとりあげられた視点から理解することができる。

学科の到達目標項目との関係

教育プログラムの学習・教育到達目標 1-1 説明 閉じる
教育プログラムの学習・教育到達目標 4-3 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 4-b 説明 閉じる
JABEE 1(2)(a) 説明 閉じる
教育プログラムの科目分類 (1)① 説明 閉じる
JABEE(2012)基準 1(2)(a) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
人文・社会科学分野のごく基本的な用語や歴史について学習するとともに、身近な事や社会現象について文化人類学的、心理学、言語学、その他社会科学的な視点からの分析や考察を行う。
授業の進め方・方法:
講義形式。時折グループ活動やペア活動を行う。
注意点:
小レポートを提出すること。国内外の文化や習慣、歴史に興味関心を持って受講することが好ましい。
なお,本科目は学修単位〔講義Ⅰ〕科目であるため,指示内容について60分程度の自学自習(予習・復習)が必要である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 本科目の目的、評価、授業の進め方、自宅学習の方法について理解する。
2週 文化とは 文化の定義について理解することができる。
3週 異文化とは 異文化の定義と異文化体験の背景について理解することができる。
4週 異文化とは 異文化と接触する事にまつわる事柄と、その対応パターンについて理解することができる。
5週 国際的異文化との接触 国際的な異文化体験の様々な背景について理解し、国際的異文化接触に際してその変容や葛藤について理解することができる。
6週 国際的異文化との接触 国際的な異文化体験の様々な背景について理解し、国際的異文化接触に際してその変容や葛藤について理解することができる。
7週 国内的異文化との接触 国内での異文化体験の様々な背景について理解し、国内での異文化接触に際してその変容や葛藤について理解することができる。
8週 多文化を生きる 多文化社会という概念について理解し、多文化社会の視点から異文化を理解することができる。
2ndQ
9週 多文化を生きる 多文化社会という概念について理解し、多文化社会の視点から異文化を理解することができる。
10週 「自由選択型社会」を
生きる
自由選択型社会という概念について理解し、自由選択型社会の視点から異文化を理解することができる。
11週 ネット社会を生きる ネット上における社会について理解し、考えをまとめることができる。
12週 異文化を生きる 社会の中の異文化と向き合う際の視点について考えをまとめることができる。
13週 Wrap Up 上記授業項目について理解を深め、考えをまとめることができる。
14週 プレゼンテーション(準備) 社会で起きている問題について、講義で学習した視点をもとに考えをまとめ、プレゼンテーションの準備を行うことができる。
15週 答案返却・解説 発表を通して自分の課題を発見したり他の受講者の発表から価値観の類似点や相違点について考えを深めることができる(非評価項目)。
16週

評価割合

期末試験レポート態度合計
総合評価割合70300100
到達度70300100