到達目標
・講義で取り上げた経済現象について理解できること
・世の中の経済現象に対し、知的好奇心をもつこと
・世の中の経済現象について、講義を通して学んだ知識を使って自ら分析・解釈できること
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1.経済の本質を理解できる | 経済の本質を深く理解し、身近にある経済現象について抽象的に思考することができる | 経済の本質をおおよそ理解し、その要点について講義資料どおり説明できる | 経済の本質を理解しておらず、説明できない |
1.資本主義を理解できる | 資本主義の歴史と特徴を深く理解し、身近にある資本主義経済を見つけ出し、解釈できる | 資本主義の歴史と特徴をおおよそ理解し、その要点について講義資料どおり説明できる | 資本主義の歴史と特徴を理解しておらず、説明できない |
2.市場経済を理解できる | 市場経済の特徴を深く理解し、需給曲線を駆使し、身近な経済現象を分析できる | 市場経済の特徴をおおよそ理解し、講義で紹介された需給曲線を描くことができる | 市場経済の特徴を理解しておらず、需給曲線が描けない |
3.金融のしくみについて理解できる | 金融のしくみを深く理解し、自らの言葉で説明できる | 金融のしくみをおおよそ理解し、その要点について講義どおりに説明できる | 金融のしくみを理解しておらず、説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
「経済=お金のやり取り」という浅い思考から脱却し、より本質的に、より実践的に経済の諸現象や現状について好奇心を育み、理解を深める。
単位取得を目的とせず、生きる力を身につける授業として、学生諸君と共に目指していく。
授業の進め方・方法:
本科目はスライド資料に基づき、講義形式で進行する。
プリント資料を配布するが、ノートPCやタブレット端末での受講を推奨する。ただし、スマホでの受講は不可。
授業中の質問において、学科対決やクラス内奇数・偶数対決を導入し、活発な議論を求める。
中間試験、期末試験ともにやり直しのチャンスを設ける。
注意点:
講義資料に大事なポイントを穴埋めした上で、自分なりの解釈等をつける。
宿題はないが、毎回授業のはじめに10分程度前回の授業内容を復習する。
授業中にスマホ使用や、繰り返し私語、居眠りの場合、態度点から減点する(最大-10)。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
「経済」とは(1) |
経済の基本要素について理解する
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2週 |
「経済」とは(2) |
「経済」と「お金」の関係について理解する
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3週 |
「資本主義」とは(1) |
資本主義以前と以降の社会の違いについて理解する
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4週 |
「資本主義」とは(2) |
資本主義の展開について理解する
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5週 |
「市場経済」とは(1) |
市場を構成する基本要素について理解する
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6週 |
「市場経済」とは(2) |
需給曲線を通して、需要と供給および価格の関係について理解する
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7週 |
「市場経済」とは(3) |
需給曲線を通して、ミクロ経済について理解する
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8週 |
「市場経済」とは(4) |
需給曲線を通して、マクロ経済について理解する
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2ndQ |
9週 |
中間試験答案の返却・解説 |
試験において間違えた部分を自分の課題として把握する
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10週 |
「金融」とは(1) |
現代経済における借金の意義について理解する
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11週 |
「金融」とは(2) |
銀行のしくみについて理解する
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12週 |
「金融」とは(3) |
金融危機のしくみについて理解する
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13週 |
「金融」とは(4) |
金融危機発生後の対処法、特に中央銀行について理解する
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14週 |
「金融」とは(5) |
(映像)リーマンショックについて理解する
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15週 |
期末試験答案の返却・解説 |
試験において間違えた部分を自分の課題として把握する。
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 90 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |