英語表現

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語表現
科目番号 2058 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 Speaking in Public(プレゼンテーションのための基礎英語)
担当教員 鞍掛 哲治,國谷 徹,嵯峨原 昭次

到達目標

1. ある程度の長さの英文を短い時間で読んで概略をつかめるようになる。
2. ある程度の長さの英語での会話を聞きとって概略をつかめるようになる。
3. 与えられたテーマについて、自分の考えをある程度の長さの論理的に構成された英文にまとめて書くことができる。
4. 与えられたテーマについて、自分の考えを論理的に筋道立てて英語で発表することができる。
5. 人前で話すときの心構えや人の話に耳を傾けることの重要さについて学ぶ。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
読むこと教科書の本文を速読し、素早く概略をつかんで内容に関する質問に答えられる。教科書の本文を速読し、ある程度まで内容を理解できる。教科書本文を読んで概略をつかむことができない、または読解に時間がかかりすぎる。
聞くこと教科書の会話文のリスニングに取り組み、内容を聞き取って理解できる。教科書の会話文のリスニングに取り組み、半分程度内容を聞き取れる。教科書の会話文のリスニングに取り組み、内容を聞き取って理解することができない。
書くこと教科書の本文に関連するテーマについて、考えを論理的に構成した英作文を書くことができる。教科書の本文に関連するテーマについて、考えをまとめた英作文を書くことができる。教科書の本文に関連するテーマについて、考えを英作文にまとめて書くことができない。
話すこと(発表)教科書の本文に関連するテーマについて、考えを論理的に構成したスピーチを発表できる。教科書の本文に関連するテーマについて、考えをまとめたスピーチを発表できる。教科書の本文に関連するテーマについて、考えをまとめたスピーチを発表することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
読む・聞く活動のみにとどまらず、英作文やプレゼンテーションなど英語でアウトプットする力を身につける。
身近な諸問題について自分の考えをまとめ、英語で論理的に伝えられるようになることを目指す。
授業の進め方・方法:
各課においてまず教科書の内容のリーディング・リスニングを行い、その後、その内容を踏まえたライティング・スピーキングを行う。ライティングについては自学自習の課題とすることもある。後半の課ではプレゼン準備の一環としてグループディスカッション等を行うこともある。
注意点:
必要に応じて和英辞典を持参のこと。
コミュニケーション能力を向上させるために、意欲を持って積極的に授業活動に参加することが望ましい。
英語でのコミュニケーション能力向上のため授業の殆どは英語で行うので、授業中は英語でのコミュニケーションに努めること。
本科目は学修単位〔講義Ⅰ〕課目であるため, 指示内容について60分程度の自学自習(予習・復習)が必要である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・オリエンテーション
・Unit 1.Introduction:私ってこんな人です。
本科目の目的と到達目標を理解する。
基本的なスピーチの構成を理解する。
2週 ・Unit 2.Talking about Hobbies:山歩きは最高! 趣味について英語でスピーチする。
人前で話す心構えを身につける。
3週 ・Unit 3.Talking about People:私の祖母は好奇心旺盛 誰かを紹介するスピーチをする。
他者のスピーチを聞く際の心構えを身につける。
4週 ・Unit 4.Talking about Places:鎌倉は小旅行が味わえる町 場所を紹介するスピーチをする。
プレゼンにおける視聴覚効果の重要性を理解する。
5週 ・Unit 5. Telling Stories:私の宝物は初めての親友からもらったぬいぐるみ 時系列に沿ってスピーチを組み立てる。
聞き取りやすい発音について学ぶ。
6週 ・Unit 6.Talking bout Health:健康でいるために プレゼンテーションにおける効果的な導入の仕方を学ぶ。
7週 ・Unit 7.Talking about Entertainment:隣のトトロ プレゼンテーションにおける主要部分の論理的な構成の仕方を学ぶ。
8週 ・Unit 8.Doing a Little Research:ビートルズを好きな大学生は? クラス内で簡単な調査を行い、その結果をまとめて発表する。
プレゼンテーションにおける結論の提示の仕方を学ぶ。
2ndQ
9週 ・Unit 9.Causes and Effects:老人大国の日本に何が起きつつあるのか 問題とその原因について述べるスピーチを準備する。
情報の提示の仕方を学ぶ。
10週 ・Unit 9.Causes and Effects:老人大国の日本に何が起きつつあるのか 前時に準備したスピーチをし、効果的な情報提示の仕方を実践する。
11週 ・Unit 10.Problems and Solutions:いじめ問題への対策 何らかの問題について解決策を提案するスピーチを準備する。
12週 ・Unit 10.Problems and Solutions:いじめ問題への対策 前時に準備したスピーチをし、効果的な提案の仕方を実践する。
13週 ・プレゼン準備 これまでに学んだプレゼンテーションスキルを活かし、まとめの発表を準備する。
14週 ・プレゼンテーション 前時に準備したまとめのプレゼンテーションを行う。
15週 ・答案返却 期末試験の問題を振り返る。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ平常点合計
総合評価割合353500030100
基礎的能力353500030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000