経済学

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 経済学
科目番号 0007 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 なし/田中隆一(2015)、『計量経済学の第一歩――実証分析のススメ』、有斐閣。
担当教員 馬場 武

到達目標

1. 実証的な経済分析の基礎理論について理解し,説明できる。
2. 基本的な単回帰分析および重回帰分析について理解し,説明できる。
3. 応用的な重回帰分析について理解し,説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
実証的な経済分析の有用性や活用方法を深く理解し,詳細に説明できる。また,経済分析の流れを深く理解したうえで,実証分析をおこなう際の経済理論や仮説の重要性を深く理解し,詳細に説明できる。実証的な経済分析の有用性や活用方法をおおよそ理解し,説明できる。また,経済分析の流れをおおよそ理解したうえで,実証分析をおこなう際の経済理論や仮説の重要性をおおよそ理解し,説明できる。実証的な経済分析の有用性や活用方法を理解しておらず,説明できない。また,経済分析の流れを理解しておらず,実証分析をおこなう際の経済理論や仮説の重要性の理解も乏しく,説明できない。
基本的な単回帰分析および重回帰分析の理論的背景を深く理解し,詳細に説明できる。また,回帰分析の推定結果を詳細に解釈し,説明できる。基本的な単回帰分析および重回帰分析の理論的背景をおおよそ理解し,説明できる。また,回帰分析の推定結果をおおよそ解釈でき,説明できる。基本的な単回帰分析および重回帰分析の理論的背景を理解しておらず,説明できない。また,回帰分析の推定結果を解釈できない。
応用的な重回帰分析を用いた様々な実証分析の推定結果を深く解釈でき,現実社会における実践的で詳しい理解と説明ができる。応用的な重回帰分析を用いた様々な実証分析の推定結果をおおよそ解釈でき,現実社会における実践的でおおよその理解と説明ができる。応用的な重回帰分析を用いた様々な実証分析の推定結果を解釈できず,現実社会における実践的な理解と説明ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現代の社会および経済の法則性や関係性を可視化し、政策の効果について議論できるようになる。
授業の進め方・方法:
本科目は配布資料,スライド資料,板書に従って行う。また,受講者数によっては,実際のデータを分析するため,ノートPCの持ち込みを指示することもある。
注意点:
本科目は配布資料、スライド資料、板書に従って行う。また、受講者数によっては、実際のデータを分析するため、ノートPCの持ち込みを指示することもある。
本科目は学修単位〔講義Ⅱ〕であり、自学自習(210分)が学習時間として割り当てられていることに留意し、自ら授業の予習・復習に努め、毎時の授業内容を確実に理解することを求める。試験においては自学自習を当然行ったものと前提して評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1. 経済分析の有用性 □ 実証的な経済分析の有用性や活用方法を説明できる。
2週 2. 経済分析の導入 □ 実証分析をおこなう際の経済理論や仮説の重要性を理解し説明できる。
□ 時系列・横断面・パネルなどのデータの種類を理解し説明できる。
3週 2. 経済分析の導入 □ 実証分析をおこなう際の経済理論や仮説の重要性を理解し説明できる。
□ 時系列・横断面・パネルなどのデータの種類を理解し説明できる。
4週 3. 経済分析の基礎① □ 単回帰分析の推定結果を解釈し説明できる。
□ 重回帰分析の推定結果を解釈し説明できる。
5週 3. 経済分析の基礎① □ 単回帰分析の推定結果を解釈し説明できる。
□ 重回帰分析の推定結果を解釈し説明できる。
6週 3. 経済分析の基礎① □ 単回帰分析の推定結果を解釈し説明できる。
□ 重回帰分析の推定結果を解釈し説明できる。
7週 4. 経済分析の基礎② □ 重回帰分析で要因をコントロールすることの意味を理解することができる。
□ 重回帰分析では要因の特定ができることを理解し説明できる。
8週 4. 経済分析の基礎② □ 重回帰分析で要因をコントロールすることの意味を理解することができる。
□ 重回帰分析では要因の特定ができることを理解し説明できる。
2ndQ
9週 4. 経済分析の基礎② □ 重回帰分析で要因をコントロールすることの意味を理解することができる。
□ 重回帰分析では要因の特定ができることを理解し説明できる。
10週 5. 経済分析の応用① □ 非線形モデルを線形モデルとして扱えることを理解できる。
□ ダミー変数の意味を理解し、ダミー変数を用いたモデルの推定結果の解釈ができる。
11週 5. 経済分析の応用① □ 非線形モデルを線形モデルとして扱えることを理解できる。
□ ダミー変数の意味を理解し、ダミー変数を用いたモデルの推定結果の解釈ができる。
12週 5. 経済分析の応用① □ 非線形モデルを線形モデルとして扱えることを理解できる。
□ ダミー変数の意味を理解し、ダミー変数を用いたモデルの推定結果の解釈ができる。
13週 6. 経済分析の応用② □ 様々な実証分析の推定結果を解釈し実践的な理解とその説明ができる。
14週 6. 経済分析の応用② □ 様々な実証分析の推定結果を解釈し実践的な理解とその説明ができる。
15週 試験答案の返却・解説 試験において間違えた部分を自分の課題として把握する(非評価項目)。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000