| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1.微分の応用 | (1) 三角関数,指数・対数関数,べき関数などの種々の関数の微分を適切に公式等を使い正確に求めることができると共に公式の導出ができる.
また、微分の定義を理解して説明でき,その定義から求めることができる.
(2) 微分により曲線の増減、凹凸や
変曲点を調べてグラフの概形を正確に書くことができる.さらに曲線の増減、凹凸や変曲点の意味を理解して説明ができる.
| (1)三角関数,指数・対数関数,べき関数などの種々の関数の微分を適切に公式等を使い正確に求めることができる.
(2)微分により曲線の増減、凹凸や変曲点を調べてグラフの概形を正確に書くことができる.
| (1)三角関数,指数・対数関数,べき関数などの種々の関数の微分を適切に公式等を使い正確に求めることができない.
(2)微分により曲線の増減、凹凸や変曲点を調べてグラフの概形を正確に書くことができない. |
2.定積分 | (1)不定積分を求めることができ,それにより定積分を正確に計算できる.
また,定積分の定義や意味を理解でき,説明できる.
さらに置換積分法や部分積分法により定積分を正確に計算できる.また,置換積分法や部分積分法を適切に選択できる.
(2)定積分を使っていろいろな関数の面積を計算できると共に,定積分を用いて平均値や実効値などの計算が正確にかつ効率良くできる.
| (1)不定積分を求めることができ,それにより定積分を正確に計算できる.
さらに置換積分法や部分積分法により定積分を正確に計算できる.
(2)定積分を使っていろいろな関数の面積を計算できると共に,定積分を用いて平均値や実効値などの計算が正確にできる.
| (1)不定積分を求めることができず,不定積分により定積分を正確に計算できない.また,置換積分法や部分積分法により定積分を正確に計算できない.
(2)定積分を使っていろいろな関数の面積を計算できない.また,定積分を用いて平均値や実効値などの計算が正確にできない.
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3.行列 | (1)行列の加減算・乗算の計算を効率よくでき,転置行列・対称行列・対角行列等の定義と性質を説明でき,これらの行列の性質による相互の関係が理解できる.
(2)行列式の計算を効率よくでき,n次正方行列の逆行列を効率よく求めることができる.連立1次方程式をその逆行列を用いて及び加減法を用いて効率よく解くことができる.
(3)行列の応用として固有値,固有ベクトルの意味が理解でき,各々を説明でき,求めることができる.
| (1)行列の加減算・乗算の計算ができ,転置行列・対称行列・対角行列等の定義と性質を説明できる.
(2)行列式の計算ができ,n次正方行列の逆行列を求めることができる.連立1次方程式をその逆行列を用いて及び加減法を用いて解くことができる.
(3)行列の応用として固有値,固有ベクトルを求めることができる.
| (1)行列の加減算・乗算の計算ができない.転置行列・対称行列・対角行列等の定義と性質が説明できない.
(2)行列式の計算ができない.n次正方行列の逆行列を求めることができない.連立1次方程式をその逆行列を用いて及び加減法を用いて解くことができない.
(3)行列の応用として固有値,固有ベクトルを求めることができない.
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4.ベクトル | (1)ベクトルの基底・線形独立・線形従属についてこれらの相互の関係が理解でき各々を説明でき,問題を解くことができる.
(2) ベクトルの外積及び内積の意味が理解でき,各々を説明でき,計算ができる.
| (1)ベクトルの基底・線形独立・線形従属について説明でき,問題を解くことができる.
(2)ベクトルの外積及び内積の計算ができる.
| (1)ベクトルの基底・線形独立・線形従属について説明できず,問題を解くことができない.
(2)ベクトルの外積及び内積の計算ができない.
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