到達目標
1.電圧計,電流計の取扱い,電磁誘導,静電誘導等の電気電子工学に関連する基本的な現象・原理について説明できる.
2.電気電子回路,ロジックIC,各種センサ,マイコンの概要等,電気電子工学で利用される素子の特徴と利用例について説明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 電圧計,電流計の取扱い,電磁力,電磁誘導に加え,身の回りの電気電子工学に関連する基本的な現象・原理について説明できる.
| 電圧計,電流計の取扱い,電磁力,電磁誘導に関連する基本的な現象・原理について説明できる. | 電圧計,電流計の取扱い,電磁力,電磁誘導に関連する基本的な現象・原理について説明できない. |
評価項目2 | ロジックIC,各種センサに加え,マイコンの概要等,電気電子工学で利用される素子の特徴と利用例について説明できる. | ロジックIC,各種センサに関する特徴と利用例について説明できる. | ロジックIC,各種センサに関する特徴と利用例について説明できない. |
学科の到達目標項目との関係
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-a
説明
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本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-c
説明
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教育方法等
概要:
電気現象を把握するための実習を通して,電気電子工学への興味を与え,基本的な現象への理解を深めることを目標とする.
授業の進め方・方法:
電気電子工学科で履修する専門科目の習得に必要な電気・電子工学的な思考能力とその素養を養うための科目である.
注意点:
論理的な思考力・表現力を養うために,計算過程および検算式等を明確にノートに記述する習慣をつけること.また,授業内で行う小テストや実習に向けた予習・復習を積極的に取り組み,理解を深めると共に自学自習の習慣を身に付けるよう心掛けること.
〔授業(90分)〕×15回.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション |
概要説明を通して,電気電子工学の技術に興味を持ち,自分の目標を持てる.
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2週 |
電気電子工学の基礎原理・実習に関する学習 |
実験を通じて,電気電子工学に関連する基本的な現象・原理について説明できる.以下に関連する項目を示す. ・ブレッドボード、テスターの取扱い ・電磁力(ローレンツ力) ・電磁誘導 ・静電誘導
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3週 |
電気電子工学の基礎原理・実習に関する課題設定、実験、報告書作成 |
電気電子工学に関連する基本的な現象・原理について自ら課題を設定し、解決方法を示し、結果に基づいてまとめることができる.以下に関連する項目を示す. ・ブレッドボード、テスターの取扱い ・電磁力(ローレンツ力) ・電磁誘導 ・静電誘導
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4週 |
電気電子工学の基礎原理・実習に関する発表 |
自ら課題設定し実験した結果を発表できる.以下に関連する項目を示す. ・ブレッドボード、テスターの取扱い ・電磁力(ローレンツ力) ・電磁誘導 ・静電誘導
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5週 |
ダイオードの整流作用に関する学習 |
ダイオードの整流作用の原理を理解し,説明できる.
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6週 |
ダイオードの整流作用に関する課題設定、実験、報告書作成 |
ダイオードの整流作用について自ら課題を設定し、解決方法を示し、結果に基づいてまとめることができる.
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7週 |
ダイオードの整流作用に関する発表 |
ダイオードの整流作用について自ら課題設定し実験した結果を発表できる.
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8週 |
トランジスタのスイッチング作用に関する学習 |
バイポーラ・ユニポーラトランジスタのスイッチング作用の原理を理解し,説明できる.
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2ndQ |
9週 |
トランジスタの増幅作用に関する学習 |
バイポーラトランジスタの増幅作用の原理を理解し,説明できる.
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10週 |
トランジスタのスイッチング作用と増幅作用に関する課題設定、実験、報告書作成 |
バイポーラ・ユニポーラトランジスタのスイッチング作用とバイポーラトランジスタの増幅作用について自ら課題を設定し、解決方法を示し、結果に基づいてまとめることができる.
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11週 |
トランジスタのスイッチング作用と増幅作用に関する発表 |
バイポーラ・ユニポーラトランジスタのスイッチング作用とバイポーラトランジスタの増幅作用について自ら課題設定し実験した結果を発表できる.
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12週 |
WiFiモジュールを用いたIoT機器の作製(1)に関する学習 |
TCP/IP通信の概要を理解し,IPアドレス,ポートを説明できる.
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13週 |
WiFiモジュールを用いたIoT機器の作製(2)に関する学習 |
TCP/IP通信を利用したIoT機器の動作を理解し,説明できる.
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14週 |
WiFiモジュールを用いたIoT機器に関する課題設定、実験、報告書作成 |
TCP/IP通信を利用したIoT機器を用いて自ら課題を設定し、解決方法を示し、結果に基づいてまとめることができる.
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15週 |
WiFiモジュールを用いたIoT機器に関する発表 |
TCP/IP通信を利用したIoT機器について自ら課題設定し実験した結果を発表できる.
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 報告書・発表 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 60 | 40 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |