| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | (1) 増幅回路(エミッタ接地RC結合2段)が周波数特性を有することおよび遮断周波数について図示して説明できる.
(2) 中域,低域及び高域において,増幅回路の(交流)等価回路を描き,動作量や位相について導出して説明できる.
(3) 増幅回路の全周波数帯域におけ
る出力の電圧および位相と入力の関係を,ベクトル軌跡で示し,理論式により説明できる. | (1)増幅回路(エミッタ接地RC結合2段)が周波数特性を有することおよび遮断周波数について説明できる.
(2)中域,低域及び高域において,増幅回路の(交流)等価回路を描き,動作量や位相について導出できる.
(3)増幅回路の全周波数帯域における出力の電圧および位相と入力の関係を,ベクトル軌跡として説明できる. | (1)増幅回路(エミッタ接地RC結合2段)が周波数特性を有することおよび遮断周波数について説明できない.
(2)中域,低域及び高域において,増幅回路の(交流)等価回路を描けず,動作量や位相について導出できない.
(3)増幅回路の全周波数帯域における出力の電圧および位相と入力の関係を,ベクトル軌跡として説明できない.
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評価項目2 | (1) 帰還回路における帰還率および帰還量を説明できる.
(2) 各種負帰還回路の構成を説明でき,負帰還による動作量および遮断周波数の変化を導出して説明できる. | (1)帰還回路における帰還率および帰還量を説明できる.
(2)各種負帰還回路の構成を説明でき,負帰還による動作量および遮断周波数の変化を導出できる. | (1)帰還回路における帰還率および帰還量を説明できない.
(2)各種負帰還回路の構成を説明できず,負帰還による動作量および遮断周波数の変化を導出できない. |
評価項目3 | コレクタ接地(エミッタフォロワ)回路及びベース接地回路の構成, 特徴,長所・短所及びその用途等を説明でき,入出力関係,(交流)等価回路および 動作量を,h-パラメータを用いて図示及び導出できる.また,各接地増幅回路相互の接続による利得・周波数帯域の変化・インー
ダンス整合の良否について説明できる.
| コレクタ接地(エミッタフォロワ)回路及びベース接地回路の構成, 特徴,用途等を説明でき,入出力関係,(交流)等価回路および 動作量を,h-パラメータを用いて図示及び導出できる.また,各接地増幅回路相互の接続による利得・周波数帯域の変化・インピーダンス整合の良否について説明できる. | コレクタ接地(エミッタフォロワ)回路及びベース接地回路の構成, 特徴,用途等を説明できず,入出力関係,(交流)等価回路および 動作量を,h-パラメータを用いて図示及び導出できない.また,各接地増幅回路相互の接続による利得・周波数帯域の変化・インピーダンス整合の良否について説明できない. |
評価項目4 | (1)JFET 及びMOS-FETの種類と構造
,端子名と記号および型番,特徴や用途,バイアスの加え方,静特性,JFETとMOS-FETの異なる点等について説明できる.
(2)FETの3定数の種類と意味を説明でき,3定数を用いてFETの入出力関係を導出でき,FETの(交流)等価回路を描くことができ,説明できる.さらに3定数の関係を導出できる.
(3)各種FET増幅回路の動作量を等価回路により考察し,FETの3定数を用いて導出でき,説明できる. | (1)JFET 及びMOS-FETの種類と構造,端子名と記号および型番,特徴や用途,バイアスの加え方,静特性等について説明できる.
(2)FETの3定数の種類と意味を説明でき,3定数を用いてFETの入出力関係を導出でき,FETの(交流)等価回路を描くことができ,説明できる.
(3)各種FET増幅回路の動作量を等価回路により考察し,FETの3定数を用いて導出できる. | (1)JFET 及びMOS-FETの種類と構造,端子名と記号および型番,特徴や用途,バイアスの加え方,静特性等について説明できない.
(2)FETの3定数の種類と意味を説明できず,3定数を用いてFETの入出力関係を導出でき
,FETの(交流)等価回路を描くことができず,説明できない.
(3)各種FET増幅回路の動作量を等価回路により考察し
,FE Tの3定数を用いて導出できない. |
評価項目5 | (1)オペアンプの構成や特性・特徴, 記号と端子名,等価回路を説明できる.
(2)理想オペアンプの特徴や等価回路,仮想短絡の考え方を説明できる.
(3)反転増幅回路及び非反転増幅
回路の基本回路構成や特徴等を説明
でき,電流・電圧の関係や動作量を等価回路,仮想短絡の考え方により導出できる.
| (1)オペアンプの構成や特性・特徴, 記号と端子名,等価回路を説明できる
.
(2)理想オペアンプの特徴や等価回路
,仮想短絡の考え方を説明できる.
(3)反転増幅回路及び非反転増幅回路の基本回路構成や特徴等を説明でき
,電流・電圧の関係や動作量を導出できる.
| (1)オペアンプの構成や特性・特徴, 記号と端子名,等価回路を説明できない.
(2)理想オペアンプの特徴や等価回路
,仮想短絡の考え方を説明できない
.
(3)反転増幅回路及び非反転増幅回路の基本回路構成や特徴等を説明できず,電流・電圧の関係や動作量を導出できない.
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