社会概説Ⅲ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 社会概説Ⅲ
科目番号 0063 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 鮫島 俊秀

到達目標

1. 鹿児島の歴史、現代の鹿児島の状況について興味・関心を持ち、各自の観点で説明することができる。
2. 遺跡・歴史的建造物・歴史ミュージアム等を実際に訪れ、その意義を理解するとともに、説明することができる
3. 日本国内及び我が国を取り巻く世界で、今起こっている諸問題について理解を深め説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1鹿児島の歴史、現代の鹿児島の状況について深く理解するとともに、各自の視点で考察し、それぞれの解釈を詳しく説明できる。鹿児島の歴史、現代の鹿児島の状況について概略を理解しており、各自の視点で考察し、それぞれの解釈をだいたい説明できる。鹿児島の歴史、現代の鹿児島の状況について理解しておらず、各自の視点で考察できず、それぞれの解釈を構築できない。
評価項目2遺跡・歴史的建造物・歴史ミュージアム等を実際に訪れ、その意義を深く理解するとともに、詳しく説明することができる。遺跡・歴史的建造物・歴史ミュージアム等を実際に訪れ、その意義の概略を理解するとともに、だいたい説明することができる。遺跡・歴史的建造物・歴史ミュージアム等に興味・関心を持たず、訪れたとしてもその内容について説明できない。
評価項目3世界中で今起こっている、諸問題について、深く理解し、詳しく説明できる。世界中で今起こっている、諸問題について、概略を理解し、だいたい説明できる。世界中で今起こっている、諸問題について、ほとんど理解しておらず、説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
よき技術者としてだけではなく、よき市民として現代社会及び人類の未来に貢献できるに足る歴史的知識及び歴史的思考力を養うことを目標とする。
授業の進め方・方法:
これまでに学んだ社会科各科目の基礎知識をもとに、配布する資料プリントや資料映像を使用しながら進めていく。学生は、各自のやり方でノートを取るとともに、毎時間の終了時にミニ・レポートを書くことにより、講義内容の整理と各自の感想を記録する作業を行う。この授業の目的は以下の点である。
1. 鹿児島の歴史、現代の鹿児島について興味・関心を持ち、説明することができる。
2. 遺跡・歴史的建造物・歴史ミュージアム等を実際に訪れ、その意義を理解するとともに、説明することができる。
3. 現代を読み解くための情報分析力や思考力を養う。
注意点:
我々の生きている現代は人類の様々な営みの上に築かれたものである。現代社会を理解するためにも興味を持って講義を聴くことが肝要。また、時事問題も適宜扱っていくため、事前に新聞記事等にも目を通すなどの予習が必要。さらに、講義終了後、ノート・資料の整理等の復習を行う。なお、外部での巡検形式の授業も計画しているため、希望者多数の場合は、受講者を20名程度に絞る予定である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1.郷土史を学ぶための巡検 □ 郷土を知るための巡検の計画・立案、準備、実行、報告及びプレゼンができる。
2週 1.郷土史を学ぶための巡検 □ 郷土を知るための巡検の計画・立案、準備、実行、報告及びプレゼンができる。
3週 1.郷土史を学ぶための巡検 □ 郷土を知るための巡検の計画・立案、準備、実行、報告及びプレゼンができる。
4週 1.郷土史を学ぶための巡検 □ 郷土を知るための巡検の計画・立案、準備、実行、報告及びプレゼンができる。
5週 1.郷土史を学ぶための巡検 □ 郷土を知るための巡検の計画・立案、準備、実行、報告及びプレゼンができる。
6週 2.幕末から明治にかけての日本と鹿児島 幕末から明治にかけての日本における政治と文化、特に、鹿児島の幕末から明治の政治と文化について説明することができる。
7週 2.幕末から明治にかけての日本と鹿児島 幕末から明治にかけての日本における政治と文化、特に、鹿児島の幕末から明治の政治と文化について説明することができる。
8週 3.大正から昭和にかけての日本と鹿児島 □ 大正から昭和にかけての日本における政治と文化、特に、鹿児島の大正から昭和の政治と文化について説明することができる。
4thQ
9週 3.大正から昭和にかけての日本と鹿児島 □ 大正から昭和にかけての日本における政治と文化、特に、鹿児島の大正から昭和の政治と文化について説明することができる。
10週 4.現代の世界 □ 近代までの世界史(現代史を理解するために1、2年次未習事項のフォローアップ)、特に、1900年以降の世界史の概要を説明することができる。
11週 5.歴史研究入門 □ 郷土史研究の実例を題材に歴史研究の手法を説明することができる。
12週 5.歴史研究入門 □ 郷土史研究の実例を題材に歴史研究の手法を説明することができる。
13週 6.今を観るための現代史 □ 現代社会を生きていくうえで必要なテーマ史、時事問題について理解を深め説明することができる。
14週 6.今を観るための現代史 □ 現代社会を生きていくうえで必要なテーマ史、時事問題について理解を深め説明することができる。
15週 試験答案の返却・解説 試験において間違った部分を自分の課題として把握する(非評価項目)。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力7000(-15)030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000