韓国文化

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 韓国文化
科目番号 0079 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『これで話せる韓国語STEP1』 入佐信宏・金孝珍 著、日帝社/適宣プリントを配布する
担当教員 沈 成妍

到達目標

1.韓国語の文字(ハングル)とその発音を正確に習得する。
2.基本的な挨拶ができる。
3.自己紹介ができる。
4.プレゼント受け渡し時の会話ができる。
5.出身地や家族について尋ねたり、答えたりすることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自分の名前をハングルで表記することができる。1)韓国語の文字(ハングル)の仕組みを理解できる。 2)ハングルの子音と母音を正確に覚え、組み合わせることができる。 3)終声(パッチム)と連音化を理解し、正しく発音することができる。韓国語の仕組みを理解し、韓国語の文字であるハングルの読み書きができない。
評価項目2韓国人の名前を呼ぶときのエチケットなどを理解し、適切に会話で活用することができる。本文の自己紹介の会話を理解し、自分の場合に置き換えて話すことができる。自己紹介をするために必要な基本的な文法及び会話を理解していない。また、自分の場合に置き換えて話すことができない。
評価項目3指示詞を正しく理解し、いろいろな場面で応用し、使うことができる。プレゼントを渡す時、受け取る時の会話を理解し、韓国語で話すことができる。プレゼントを渡す時、受け取る時に使われる指示詞及び疑問詞、助詞を理解していない。 またプレゼントを渡す時、受け取る時の会話について韓国語で話すことができない。
評価項目4韓国の文化を正しく理解し、相手の出身地や家族について尋ねたり、自分の出身地や家族について紹介することができる。韓国人の文化的アイデンティティー「儒教」を理解し、日本人・日本文化について考えてみる。それを基に自国以外の文化の受け止め方や接し方について考えることができる。 3)韓国と日本の家族の呼び方の違いを理解できる。 4)出身地について質問したり、答えたりすることができる。韓国と日本の家族の呼び方の違いを理解し、適切に使うことができない。 また、家族や出身地などについて尋ねたり、答えたりするときに使われる文法や表現が理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
〔本科目の目標〕 韓国語の文字であるハングルの仕組みを理解し、基本的な文法及び会話を習得する。韓国語の会話を通して、その背景にある韓国の文化や価値観についての理解と関心を深める。
授業の進め方・方法:
韓国語の文字(ハングル)とその発音をしっかりマスターし、基本的な会話を学ぶ。文字を目で見て認識し、耳で聴いて発音を覚え、声に出して確認し、そして、書いていくという感覚を十分に活用した進め方をしていく。視聴覚資料を用いて、たくさん聞いて、たくさん話す練習をする。ロールプレイの練習の時は、ペアを組んで練習することにより、教え合い、協力し合って学習できるようにする。
注意点:
韓国語を理解することにとどまるのではなく、実際に使えるようになることを目標としているので、積極的な姿勢が求められる。必要に応じて小テストを行い、授業の内容が十分に理解されているかを確認する。
なお、本科目は学修単位「講義Ⅱ」科目であるため、指示内容について200分程度の自学自習(予習・復習)が必要である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 韓国語とは
ハングルの仕組み(基本子音)
□韓国語の定義とハングルの仕組みを理解する。
□ハングルの子音を理解する。
2週 ハングル文字と発音(基本母音) □ ハングルの基本母音を理解する。
3週 ハングル文字と発音(激音、複合母音) □ ハングルの子音(激音)と複合母音を理解する。
4週 ハングル文字と発音(複合母音、濃音) □ ハングルの子音(濃音)と複合母音を理解する。
5週 終声(パッチム)と連音化 □ 終声(パッチム)と連音化を理解する。
6週 小テスト1
第1課「私はイユジンです。」
□5週間学んだハングル文字の習得度を確認する。
□自己紹介の仕方を学ぶ。
7週 第1課「私はイユジンです。」 □第1課の文法と会話を理解し、自分の場合に置き換えて自己紹介ができる。
8週 小テスト2
第2課「これプレゼントです。」
□ 自己紹介のスピーキングテスト
□プレゼントの受け渡しの会話を習得する。
4thQ
9週 第3課「どこの出身ですか。」 □出身地について質問したり、答えたりすることができる。
10週 第4課「この人は誰ですか。」 □「こそあど」言葉のまとめ
□家族間家や名前を聞くことができる。
11週 第5課「ソウルに韓国人の友達がいます。」   □存在詞、助詞「~に=~에」、否定する表現を理解する。
12週 小テスト3
第6課「私は図書館にいます。」
□確認テスト
□色々な場所名や数詞を使って、居場所を聞いたり、答えたりすることができる。
13週 第6課「私は図書館にいます。」の内容を基にする実用会話の練習 □色々な場所名や数詞を使って、居場所を聞いたり、答えたりすることができる。
14週 おさらい □期末試験に向けて今まで学習した内容を十分理解・習得しているかを確認し、補充することができる。
15週 16.期末試験
17.答案返却
各試験において誤った部分を自分の課題として把握する。(非評価項目)
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合402000040100
基礎的能力402000040100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000