概要:
実験を通して、自然現象の本質を抽出する物理的なものの見方、考え方を身につける。これまで学習した物理学の内容を、実験を通じて理解する。
授業の進め方・方法:
12種類の実験を、班毎にレポートは実験の翌週までに提出すること。
注意点:
事前に実験テーマに関する予習をし、手際よく作業できるようにしておくことが肝要である。
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
物理学実験の実施概要を把握する。
|
2週 |
物理学実験 |
「水の表面張力の測定」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
|
3週 |
物理学実験 |
「GM管による放射線計測」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
|
4週 |
物理学実験 |
「ニュートン・リングの実験」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
|
5週 |
物理学実験 |
「電子のスペクトル線の実験」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
|
6週 |
物理学実験 |
「電子のe/mの測定」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
|
7週 |
物理学実験 |
「プランク定数の測定」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
|
8週 |
前半のまとめ |
前半の実験の実施状況を踏まえて、後半に向けた指導を行う。
|
4thQ |
9週 |
物理学実験 |
「ヤングの実験」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
|
10週 |
物理学実験 |
「等電位線の測定」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
|
11週 |
物理学実験 |
「コンデンサーの電気容量の測定」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
|
12週 |
物理学実験 |
「光のスペクトルの測定」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
|
13週 |
物理学実験 |
「太陽風データの解析実験①」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
|
14週 |
物理学実験 |
「太陽風データの解析実験②」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
|
15週 |
まとめ |
提出したレポートの問題点を自分の課題として把握する(非評価項目)。
|
16週 |
|
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理実験 | 物理実験 | 測定機器などの取り扱い方を理解し、基本的な操作を行うことができる。 | 4 | |
安全を確保して、実験を行うことができる。 | 4 | |
実験報告書を決められた形式で作成できる。 | 4 | |
有効数字を考慮して、データを集計することができる。 | 4 | |
力学に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 4 | |
熱に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 4 | |
光に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 4 | |
電磁気に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 4 | |
電子・原子に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 4 | |
工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 3 | |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | |