コンピュータリテラシ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 コンピュータリテラシ
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 なし
担当教員 福添 孝明

到達目標

モデルコアカリキュラム工学基礎「情報リテラシー」の知識を身につけること。またICT技術が利用出来る状態になること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安要学習レベル
リテラシ周囲にもリテラシの重要性を説明することができる。基本的なリテラシが身についている。基本的なリテラシが身についていない。

学科の到達目標項目との関係

本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-b 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-c 説明 閉じる
教育プログラムの科目分類 (4)② 説明 閉じる
JABEE(2012)基準 1(2)(d)(1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科目ではコンピュータを使う上で必須となるリテラシについて理解してもらう。また、他の科目でもICT技術を使える様に学習していく。
授業の進め方・方法:
各自が所持するノートパソコンを用いて授業を進めていく。教材はK-SECが提供する「R04情報リテラシー教材(低学年共通)」を用いる。
注意点:
各自が所有するパソコンを用いて授業を行なうので、持参忘れや充電不足は学習に支障が出てくる。準備を怠らないようにすること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 学内ICT設備の利用方法 ・教室に設置されているWi-fiに接続することが出来る。
・MoodleやTeamsへログインして情報を確認することが出来る。
・Microsoft365を用いて環境構築できることを理解する
2週 サイバーセキュリティ(最新情報) ・インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している
・インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。
3週 K-SEC情報リテラシー ・情報技術は進展が速いということを理解し,それに伴う社会の変化と課題について知っている。
4週 K-SEC情報リテラシー ・代表的な情報システムとその利用形態について知っている。
・コンピュータの構成とオペレーティングシステム(OS)の役割を理解し,基本的な取り扱いができる。
5週 K-SEC情報リテラシー ・オフィスアプリケーション(文書作成,表計算,プレゼンテーション等)を操作できる。
6週 K-SEC情報リテラシー ・計算機を用いて数学的な処理を行うことができる。
・データベースの意義と概要について説明できる。
7週 K-SEC情報リテラシー ・コンピュータ内におけるデータ(数値,文字等)の表現方法について説明できる。
・2進数,16進数,基数変換,有効数値,ビット,バイト,文字コード,文字化けについて理解できる。
8週 K-SEC情報リテラシー ・同一の問題に対し,それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。
・基礎的なアルゴリズムについて理解し,利用することができる。
2ndQ
9週 K-SEC情報リテラシー ・任意のプログラミング言語を用いて,構築したアルゴリズムを実装できる。
・構築したいシステムの概要を第三者に説明できる。
10週 K-SEC情報リテラシー ・社会における情報通信ネットワークの役割を説明できる。
・基礎的なネットワークの構成と仕組みを知っている。
11週 K-SEC情報リテラシー ・情報通信ネットワークの仕組みや構成要素,プロトコルの役割や技術(OSI 参照モデル)について知っている。
・一般的なネットワークデバイス(パソコン,家庭用レベルのルーター等)の設定ができる。
・情報の適切な表現方法を選択することが出来る。
12週 ワープロソフトの利用 Microsoft Wordの操作方法について説明し,文書作成を行うことができる.
13週 表計算ソフトの利用 Microsoft Excelの操作方法について説明し,データシート・グラフの作成を行うことができる.
14週 プレゼンテーションソフトの利用 Microsoft PowerPointの操作方法について説明し,プレゼンテーションシートの作成を行うことができる.
15週 試験答案の返却・解説 試験において間違った部分を自分の課題として把握する(非評価項目)
16週

評価割合

定期試験小テストレポート合計
総合評価割合404020100
分野横断的能力404020100