情報処理Ⅱ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報処理Ⅱ
科目番号 0020 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 はじめて学ぶC言語プログラミング入門講座 西村広光 技術評論社
担当教員 岸田 一也,福添 孝明

到達目標

問題を解決するための処理を推測し、その処理をプログラムとして記述することが出来る。

ルーブリック

理想的な到達レベル標準的な到達レベル要学習レベル
1ファイルからの読み込み,ファイルへの書き込みのプログラムを記述できる。また,与えられた課題を理解し,それに対応したより簡単化されたステップ数の少ないプログラムの記述ができる。ファイルからの読み込み,ファイルへの書き込みのプログラムを記述できる。また,与えられた課題を理解し,それに対応したプログラムの記述ができる。ファイルからの読み込み,ファイルへの書き込みのプログラムを記述できる。また,与えられた課題を理解し,それに対応したプログラムの記述ができない。
2プロシージャ(または,関数)の概念を理解し,それらを用いたプログラムの記述ができる。また,与えられた課題を理解し,再帰的な記述などを用い,より簡単化されたステップ数の少ないプログラムを記述できる。プロシージャ(または,関数)の概念を理解し,それらを用いたプログラムの記述ができる。プロシージャ(または,関数)の概念を理解し,それらを用いたプログラムの記述ができない。
3文字列を対象としたライブラリ関数を用いた処理を記述することができる。文字列を扱うために必要な配列変数を使用することができる。文字列は文字型変数を配列として扱うことを理解していない。
4構造体変数を対象とした関数処理を記述することができる。構造体の概念を理解し、構造体の定義ならびに宣言を記述することができる。構造体の概念を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-b 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-c 説明 閉じる

教育方法等

概要:
問題を解決するための処理を推測し、その処理をプログラムとして記述することが出来る。
授業の進め方・方法:
本学科の情報処理Ⅰと情報処理Ⅱは,モデルコアカリキュラムVD1プログラミングの「プログラミングの要素」ならびに「ソフトウェアの作成」の習得を目的とした科目である.
注意点:
教科書のプログラムを実行して正常に動作するのは当然な事であり、それだけではプログラミング能力は身につかない。自ら問題解決するために必要な処理を考え、それをプログラムとして表現する経験を多く積むことが重要である。授業時間外にもパソコン室を活用して、自主的に多くのプログラムを作成すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 情報処理Ⅰの復習2 情報処理Ⅰで学習した内容の定着を確認し,変数,演算子,制御文,反復処理,配列等を使ったプログラムが作成できる。
2週 情報処理Ⅰの復習2 情報処理Ⅰで学習した内容の定着を確認し,変数,演算子,制御文,反復処理,配列等を使ったプログラムが作成できる。
3週 ファイルの入出力 ファイルを開いて,データの書き込みをするプログラムが作成できる。
4週 ファイルの入出力 ファイルを開いて,データの読み込みをするプログラムが作成できる。
5週 ファイルの入出力 ファイルを開いて,データの追記をするプログラムが作成できる。
6週 ファイルの入出力 取り扱うファイルを動的に決定するプログラムが作成できる。
7週 ファイルの入出力 ファイルから読み込んだデータのソーティングを行うプログラムが作成できる。
8週 関数 プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを用いたプログラムを記述できる。
2ndQ
9週 関数 プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを用いたプログラムを記述できる。
10週 関数 プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを用いたプログラムを記述できる。
11週 関数 プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを用いたプログラムを記述できる。
12週 関数 プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを用いたプログラムを記述できる。
13週 関数 プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを用いたプログラムを記述できる。
14週 関数 プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを用いたプログラムを記述できる。
15週 試験答案の返却・解説 試験において間違えた部分を自分の課題として認知する。
16週 なし なし
後期
3rdQ
1週 文字列 文字配列に対する適切な処理をプログラムとして記述することができる.
2週 (同上) (同上)
3週 (同上) (同上)
4週 構造体 構造体の概念を理解し,それを活用したプログラムを記述することができる.
5週 (同上) (同上)
6週 (同上) (同上)
7週 ソフトウェアの作成 与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。
8週 (同上) (同上)
4thQ
9週 (同上) (同上)
10週 (同上) (同上)
11週 (同上) (同上)
12週 (同上) (同上)
13週 (同上) (同上)
14週 (同上) (同上)
15週 試験答案の返却・解説 授業項目1~6について達成度を確認する。
16週 なし なし

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50000050100
基礎的能力0000000
専門的能力50000050100
分野横断的能力0000000