コンピュータリテラシ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 コンピュータリテラシ
科目番号 0024 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 なし/適宜プリントを配布する。K-SEC低学年共通教材
担当教員 新田 敦司

到達目標

1.学内PCの利用方法,学内Wifiの接続方法について説明できる.
2.Moodleの利用方法を説明できる.
3.情報倫理教育,ネット利用上のマナーを説明できる.
4.マイクロソフト365及びマイクロソフトTeamsの利用方法を説明できる.
5.Microsoft Officeを用いて文書,データシート・グラフ,プレゼンテーションシートの作成を行うことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ログインID,パスワードを正しく管理し,学校のPC室のパソコンにログインできる.個人のパソコンを学内のネットワークに接続する方法を理解,修得することができる.ログインID,パスワードを正しく管理出来ず,学校のPC室のパソコンにログインすることができない.個人のパソコンを学内のネットワークに接続する方法を理解,修得することができない.
評価項目2moodleの利用方法を理解し,教育と学習ツールとしての利用方法を説明できる.moodleの利用方法を理解できず,教育と学習ツールとしての利用方法を説明できない.
評価項目3情報セキュリティについて.個人情報の重要性,コンピュータ利用時の脅威等を十分理解し,実践すべき対策を説明できる.情報セキュリティについて.個人情報の重要性,コンピュータ利用時の脅威等を説明できる.情報セキュリティについて.個人情報の重要性,コンピュータ利用時の脅威等を説明できない.
評価項目4 マイクロソフト365の機能を十分理解し,説明できる.マイクロソフトTeams機能を十分理解し,コミュニケーションツールとして自由に利用できる.マイクロソフト365の機能を理解し,説明できる.マイクロソフトTeams機能を理解し,コミュニケーションツールとして利用できる.マイクロソフト365の機能を理解できず,説明できない.マイクロソフトTeams機能を理解できず,コミュニケーションツールとして利用できない.
評価項目5Microsoft Officeを活用してわかりやすい文書,データシート・グラフ,プレゼンテーションシートの作成を行うことができる.また,口頭発表にて他者にわかりやすく説明できる.Microsoft Officeを活用して文書,データシート・グラフ,プレゼンテーションシートの作成を行うことができる.Microsoft Officeを活用して文書,データシート・グラフ,プレゼンテーションシートの作成を行うことができない.

学科の到達目標項目との関係

本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-b 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-c 説明 閉じる
教育プログラムの科目分類 (4)② 説明 閉じる
JABEE(2012)基準 1(2)(d)(1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
鹿児島高専では通常講義や遠隔授業でコンピュータ等を使用する.また、学校生活において重要なお知らせもデジタルコンテンツを利用する.このため,学校生活で必要な情報知識を習得することが必要となる.更に,コンピュータ等のリテラシー,Windowsパソコンおよびソフトウェアの基本的な操作方法を習得し,ネットワーク通信上のエチケット(ネチケット),著作権について理解することを目標とする.
授業の進め方・方法:
本科目は情報技術基礎部分の演習が主となる.理解状況を把握するためにレポートを出題するので,講義内容をよく理解すること.また本校の計算機システムの利用に関して必要な知識を学習する.
注意点:
積極的に学習に取り組み,疑問点があれば,その都度質問すること.要目毎にレポートが課せられるので,その提出期限を守ること.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 学校のPC室の利用の方法 ログインID,パスワードを使って,学校のPC室のパソコンにログインできる.
ログインID,パスワードを正しく管理できる.
2週 学内のWifiの接続方法 個人のパソコンを学内のネットワークに接続する方法を習得し理解する.
3週 Moodleの利用方法 ログインID,パスワードを使って,Moodleにログインできる。
アンケート等に回答できる.
ファイルのアップロードができる.
4週 情報リテラシー 情報のリテラシーを説明できる.
5週 同上 情報セキュリティ、ネチケット、著作権について説明でき,対策することができる.
6週 スマホリテラシー 携帯端末のリテラシーを説明できる.
7週 マイクロソフト365の利用方法 ログインID,パスワードを使って,マクロソフト365にログインできる.
マイクロソフトオフィスをダウンロードしてインストールする方法を理解する.
マイクロソフト365メールをスマートフォンで受信,送信できる.
マイクロソフト365メールを使って,定型文でメールが作成できる.
8週 同上
マイクロソフトTeamsの機能を理解し,利用することができる.
2ndQ
9週 ワープロソフトの利用 Microsoft Wordの操作方法について説明し,文書作成を行うことができる.
10週 ワープロソフトの利用,表計算ソフトの利用 Microsoft Wordの操作方法について説明し,文書作成を行うことができる.Microsoft Excelの操作方法について説明し,データシート・グラフの作成を行うことができる.
11週 表計算ソフトの利用 Microsoft Excelの操作方法について説明し,データシート・グラフの作成を行うことができる.
12週 プレゼンテーションソフトの利用 Microsoft PowerPointの操作方法について説明し,プレゼンテーションシートの作成を行うことができる.
13週 同上 Microsoft PowerPointの操作方法について説明し,プレゼンテーションシートの作成を行うことができる.
14週 同上 作成したプレゼンテーションシートをもちいて口頭発表を行うことができる.
15週 試験答案の返却・解説 試験において間違った部分を自分の課題として把握する(非評価項目)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力0000000
専門的能力50500000100
分野横断的能力0000000