品質管理

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 品質管理
科目番号 0025 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 なし
担当教員 小濵 実,帖佐 正俊,永重 一博,原口 英明,宇田 和広,益田 修男

到達目標

1.品質管理概論、QC7つ道具、ISO9001について説明することが出来る。
2.統計的品質管理手法について説明することが出来る。
3.品質管理手法、品質向上活動、問題解決手法について説明することが出来る。
4.統計的品質管理、品質管理手法活用事例、経営品質とは、顧客本位と社員重視について説明することが出来る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1企業における品質管理の概論を説明出来る。問題解決ストーリーと工程を可視化し分析する手法とQC7つ道具を理解し説明出来る。 国際規格ISO9001を理解し簡単に説明出来る。企業における品質管理の概論を理解出来る。問題解決ストーリーと工程を可視化し分析する手法とQC7つ道具を理解できる。 国際規格ISO9001を理解出来る。企業における品質管理の概論を理解出来ない。問題解決ストーリーと工程を可視化し分析する手法とQC7つ道具を理解出来ない。 国際規格ISO9001を理解出来ない。
評価項目2母集団とサンプルの関係を理解し説明出来る。ヒストグラムの作り方を理解し演習で使用出来る。平均値と標準偏差を理解し説明出来る。工程能力の判定方法を理解し演習で判定出来る。管理図作成方法を理解し演習で異常点を判定出来る。統計的な推定方法を理解し演習で使用出来る。母集団とサンプルの関係を理解し説明出来る。ヒストグラムの作り方を理解出来る。平均値と標準偏差を理解し説明出来る。工程能力の判定方法を理解し演習で判定出来る。管理図作成方法を理解し演習で異常点を判定出来る。統計的な推定方法を理解出来る。母集団とサンプルの関係を理解し説明出来ない。ヒストグラムの作り方を理解出来ない。平均値と標準偏差を理解し説明出来ない。工程能力の判定方法を理解出来ない。管理図作成方法を理解出来ない。統計的な推定方法を理解出来ない。
評価項目3トヨタ生産方式(TPS)の基本、考え方を理解し説明出来る。自工程完結の基本、考え方を理解し説明出来る。問題解決8ステップの基本、考え方を理解し説明出来る。トヨタ生産方式(TPS)の基本、考え方を理解出来る。自工程完結の基本、考え方を理解出来る。問題解決8ステップの基本、考え方を理解出来る。トヨタ生産方式(TPS)の基本、考え方を理解出来ない。自工程完結の基本、考え方を理解出来ない。問題解決8ステップの基本、考え方を理解出来ない。
評価項目4品質管理の基本を理解し説明出来る。品質管理の地域での実用例を理解し説明出来る。経営品質の概要について理解し説明出来る。経営品質の事例を通して本質を理解し説明出来る。品質管理の基本を理解し説明出来る。品質管理の地域での実用例を理解し説明出来る。経営品質の概要について理解出来る。経営品質の事例を通して本質を理解出来る。品質管理の基本を理解し説明出来ない。品質管理の地域での実用例を理解し説明出来ない。経営品質の概要について理解出来ない。経営品質の事例を通して本質を理解出来ない。

学科の到達目標項目との関係

教育プログラムの科目分類 (4)② 説明 閉じる
JABEE(2012)基準 1(2)(d)(1) 説明 閉じる
教育プログラムの学習・教育到達目標 3-3 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-c 説明 閉じる

教育方法等

概要:
品質管理に必要な諸手法についての基礎的知識を理解、習得させ、これを活用するための技能の習熟を図る。また、地域企業での実用例についても把握する。
授業の進め方・方法:
講義の内容をよく理解するために,毎回,予習や演習問題等の課題を含む復習として,60分以上の自学自習が必要である。
注意点:
品質管理・品質改善手法についての全般的な講義となるので、参考書等を利用して、よく整理して理解してほしい。なお,本科目は学修単位〔講義Ⅰ〕科目であるため,指示内容について60分程度の自学自習(予習・復習)が必要である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1. 品質管理概論
(1)品質管理概論
(2)QC7つ道具
□  企業における品質管理の概論を説明できる。
□ 問題解決ストーリーと工程を可視化し分析する手法と
QC7つ道具を理解し説明できる。
2週 (2)QC7つ道具
(3)ISO9001
□ 問題解決ストーリーと工程を可視化し分析する手法と
QC7つ道具を理解し説明できる。
□ 国際規格ISO9001を理解し簡単に説明できる。
3週 2.統計的品質管理手法
(1) 母集団とサンプル
(2)ヒストグラム
□  母集団とサンプルの関係を理解し説明できる。
□  ヒストグラムの作り方を理解し演習で使用できる。
4週 (2)ヒストグラム
(3) 平均値と標準偏差
□  ヒストグラムの作り方を理解し演習で使用できる。
□  平均値と標準偏差を理解し説明できる。
5週 (4) 工程能力
(5) 管理図
□  工程能力の判定方法を理解し演習で判定できる。
□  管理図作成方法を理解し演習で異常点を判定できる。
6週 (5) 管理図
(6) 推定
□  管理図作成方法を理解し演習で異常点を判定できる。
□  統計的な推定方法を理解し演習で使用できる。
7週 (6) 推定
□  統計的な推定方法を理解し演習で使用できる。
8週 3.実践例1
(1)品質管理手法
□ トヨタ生産方式(TPS)の基本、考え方を理解し説明出来る。
4thQ
9週 (2)品質向上活動 □ 自工程完結の基本、考え方を理解し説明出来る。
10週 (3)問題解決手法 □ 問題解決8ステップの基本、考え方を理解し説明出来る。
11週 4.実践例2
(1)統計的品質管理とは
□ 品質管理の基本を理解し説明できる。
12週 (2)品質管理手法活用事例 □ 品質管理の地域での実用例を理解し説明できる。
13週 (3)経営品質とは □ 経営品質の概要について理解し説明できる。
14週 (4)顧客本位と社員重視 □ 経営品質の事例を通して本質を理解し説明できる。
15週 試験答案の返却・解説 試験において間違えた部分を自分の課題として把握する。(非評価項目)
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力8000(-30)020100
分野横断的能力0000000