日本史

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 日本史
科目番号 0028 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 新選日本史B(東京書籍)
担当教員 鮫島 俊秀

到達目標

1.歴史学習を通して、先人の業績を正しく評価し、いま自分がどこに位置し、何をなすべきかを考察できる。
2.日本人として、わが国の歴史に対する的確な視座と誇りをもち、バランスのとれた国際感覚を身につけることができる。
3.歴史の流れには、概ね人間の感情が大きなウエイトを占めていることを理解し、世の中の仕組みを考察できる。
4.第一次世界大戦後、太平洋戦争に至る日本からの視点で世界及びアジアの動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。
5.第二次世界大戦後の冷戦から現代までの日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。
6.様々な時事問題について理解を深め、説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1先人の業績をよく理解し、自分の 立ち位置や、何をなすべきかをし っかりと考えることができる。先人の業績をよく理解し、自分の 立ち位置や、何をなすべきかを概 ね考えることができる。先人の業績をよく理解し、自分の 立ち位置や、何をなすべきかを概 ね考えることができない。
評価項目2わが国の歴史に対する的確な視座 と誇りをもち、国際社会の一員と しての自覚と素養をしっかりと身 につけることができる。わが国の歴史に対する的確な視座 と誇りをもち、国際社会の一員と しての自覚と素養をしっかりと身 につけることが概ねできる。わが国の歴史に対する的確な視座 と誇りをもち、国際社会の一員と しての自覚と素養をしっかりと概ね身 につけることができない。
評価項目3歴史の流れには、概ね人間の感情 が大きなウエイトを占めているこ とを理解し、世の中の仕組みを考 えることができる。歴史の流れには、概ね人間の感情 が大きなウエイトを占めているこ とを理解し、世の中の仕組みを考 えることが概ねできる。歴史の流れには、概ね人間の感情 が大きなウエイトを占めているこ とを理解し、世の中の仕組みを考 えることが概ねできない。
評価項目4第一次世界大戦後、太平洋戦争に至る日本からの視点で世界及びアジアの動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。第一次世界大戦後、太平洋戦争に至る日本からの視点で世界及びアジアの動向の概要を説明し、平和の意義について概ね考察できる。第一次世界大戦後、太平洋戦争に至る日本からの視点で世界及びアジアの動向の概要を説明し、平和の意義について概ね考察できない。
評価項目5第二次世界大戦後の冷戦から現代までの日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。第二次世界大戦後の冷戦から現代までの日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に概ね考察できる。第二次世界大戦後の冷戦から現代までの日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に概ね考察できない。
評価項目6様々な時事問題について理解を深め、説明できる。様々な時事問題について理解を深め、概ね説明できる。様々な時事問題について理解を深め、概ね説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
歴史学習を通して、先人の業績を正しく評価し、いま自分がどこに位置し、何をなすべきかを考える。日本人として、わが国の歴史に対する的確な視座と誇りをもち、バランスのとれた国際感覚を身につける。
授業の進め方・方法:
小・中学校で学んだ基礎知識をもとに、配布する授業プリントに沿って進めていく。学生は、プリントの空欄箇所の穴埋め、必要に応じて各自でノートをとる。この授業の目的は以下の点である。
1.日本の歴史に関する興味・関心を高める。
2.現代を読み解くための歴史的思考力を養う。
3.国際社会で主体的に生きる社会人として必要な教養を身につける。
注意点:
教科書の配列を基本としながらも、本科目のねらいを踏まえ、テーマを精選する。時事問題も適宜扱っていくため、配布する資料等も有効に活用すること。また、授業のスピードアップのため、オリジナルの授業プリントも使用する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 縄文と弥生 縄文文化・弥生文化について説明することができる。
2週 古代国家の形成(1) 小国家の形成、大和政権と古墳文化について説明することができる。
3週 古代国家の形成(2) 推古朝・奈良時代・平安初期の政治及び文化について説明することができる。
4週 古代国家の形成(3) 摂関政治・武士団の成長・院政・平氏の台頭及びその時期の文化について説明することができる。
5週 武家社会の形成(1) 鎌倉幕府の成立・執権政治・元寇及びその時期の文化について説明することができる。
6週 武家社会の形成(2) 室町幕府の成立・下剋上と戦国大名及びその時期の文化について説明することができる。
7週 近世社会の形成(1) ヨーロッパ人の渡来・織豊政権とその時期の文化について説明することができる。
8週 近世社会の形成(2) 江戸幕府の成立と幕藩体制及び江戸期の文化について説明することができる。
2ndQ
9週 近代国家の形成と国民文化の発展(1) 開国から明治維新・立憲政治の形成・日本の近代化について説明することができる。
10週 近代国家の形成と国民文化の発展(2) 日清戦争・日露戦争とそれぞれの時代の日本の国際社会における動向について説明することができる。
11週 近代国家の形成と国民文化の発展(3) 第一次世界大戦と日本・新たな国際秩序と日本への影響について説明することかできる。
12週 近代国家の形成と国民文化の発展(4) 揺れ動く経済・日中戦争と国内体制の改変について説明することができる。
13週 近代国家の形成と国民文化の発展(5) 第二次世界大戦及び太平洋戦争に至るまでの国内事情について説明することができる。
14週 現代の世界と日本 占領下から現代までの日本の概要を説明することができる。
15週 試験答案の返却・解説 試験において間違った部分を自分の課題として把握する(非評価項目)。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000