到達目標
モデルコアカリキュラムVD1プログラミングの「プログラミングの要素」ならびに「ソフトウェアの作成」で示される知識を得て、プログラムの読み書きが出来る様になる事を目標とする。サイバーセキュリティに関する最新情報についても学習する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベル | 標準的な到達レベル | 要学習レベル |
変数とデータ型の概念 | 変数と定数に対して、演算子を用いた処理を記述することが出来る。 | プログラムに書かれている変数の変化を正しく認識することが出来る。 | 変数の意味を説明する事が出来ない。 |
標準入出力 | 目的に応じて桁数指定を含めた書式付文字列を記述することが出来る。 | 適切な書式付文字列を記述することが出来る。 | 適切な書式付文字列を記述することが出来ない。 |
条件分岐、反復処理、配列変数 | 反復処理と配列変数を組み合わせて、多数の値を効率良く処理する記述が出来る。 | 条件分岐や反復処理の条件式を正しく記述することが出来る。 | 条件分岐や反復処理の条件式を正しく記述することが出来ない。 |
学科の到達目標項目との関係
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-b
説明
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本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-c
説明
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教育方法等
概要:
近年の工学製品は、複雑な制御が必須となっており、プログラムを読み書きする能力が強く求められる。当学科の情報処理ⅠからⅢでは、多用されているC言語を用いて、プログラムの読み書きが出来る能力を身につけることを目標としている。
授業の進め方・方法:
パソコン教室での演習を主として実施する。また知識定着を目的としたMoodle小テストを実施する。教科書や演習中に示すプログラムを入力して正常に動作するのは当然な事であり、それはプログラミング能力が身についたのでは無く、文字を打ち込んだのみに留まる。自ら問題解決するために必要な処理を考え、それをプログラムとして表現する経験を多く積むことが重要である。従って授業時間外にもパソコン教室を活用し、自主的に多くのプログラムを作成することが大事である。
注意点:
パソコンのアカウントを忘れると、プログラム作成演習に参加出来ない。Moodleのアカウントを忘れると小テストの受験が出来ない。これらのアカウント忘れに関しては対応しない。不利益を被ることになるので、忘れない様に注意すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
サイバーセキュリティ(最新情報) |
サイバーセキュリティについて最新の情報を説明することができる。
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2週 |
変数と標準入出力 |
ソースプログラムを記述する開発環境の操作について理解することができる。
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3週 |
変数と標準入出力 |
変数やデータ型の概念を説明できる。
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4週 |
変数と標準入出力 |
代入や演算子の概念を説明できる。
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5週 |
変数と標準入出力 |
増分演算子や型変換を説明することができる。
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6週 |
条件分岐 |
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。
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7週 |
条件分岐 |
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。
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8週 |
条件分岐 |
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。
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4thQ |
9週 |
反復処理 |
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。
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10週 |
反復処理 |
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。
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11週 |
反復処理 |
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。
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12週 |
配列変数 |
反復処理の際に有用である配列変数を活用したプログラムを記述することができる。
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13週 |
配列変数 |
反復処理の際に有用である配列変数を活用したプログラムを記述することができる。
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14週 |
配列変数 |
反復処理の際に有用である配列変数を活用したプログラムを記述することができる。
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15週 |
試験答案の返却・解説 |
試験において間違えた部分を自分の課題として認知する(非評価項目)。
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16週 |
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評価割合
| 定期試験 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
専門的能力 | 50 | 50 | 100 |