概要:
各種工作法の基礎実技習得を通して,理論と実際の対比,原理・原則に基づく仕組みの体得,応用力・判断力・総合力の養成を図り,あわせて安全作業の重要性を体得させる.
授業の進め方・方法:
・自分自身で実験回路を構成して実験をし、実験結果と理論(講義内容)とを比較・検討して、レポートを作成、討論する訓練を行う。
・実験は、9~11人のグループ単位でおこなう。
・各週の実験テーマは、グループごとに異なる。
注意点:
実習心得を守り安全に作業すること.テーマ毎に実習レポートの提出があるので指示された日時までに必ず提出すること.また,レポート作成のため実習内容や実習手順などをノートにメモしておくこと.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション |
工作実習の意義について把握できる. 実習に際しての注意事項と安全対策について把握し,実践できる. 実習報告書の書き方について把握し,実践できる.
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2週 |
電気I |
テスターとデジタルマルチメータの取扱い方を把握し,実践できる.
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3週 |
電気I |
倍率器と分流器の取扱い方を把握し,実践できる.
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4週 |
電気I |
ホイートストンブリッジによる抵抗の測定を把握し,実践できる.
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5週 |
電気I |
重ね合わせの原理を把握し,実践できる.
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6週 |
電気I |
キルヒホッフの法則を把握し,実践できる.
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7週 |
電気I |
オシロスコープの取扱い方を把握し,実践できる.
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8週 |
電気I |
電熱器の効率試験を把握し,実践できる.
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2ndQ |
9週 |
NC加工 |
NC(数値制御)の概要及び特徴について把握し,実践できる. CNC旋盤における加工プログラムの作成法を把握し,実践できる.
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10週 |
NC加工 |
CNC旋盤における加工プログラムの作成法を把握し,実践できる.
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11週 |
NC加工 |
CNC旋盤における加工プログラムの作成法を把握し,実践できる.
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12週 |
NC加工 |
CNC旋盤の取扱い方を把握し,実践できる.
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13週 |
NC加工 |
CNC旋盤の取扱い方を把握し,実践できる.
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14週 |
NC加工 |
CAD/CAMシステムの取扱い方を把握し,実践できる
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15週 |
NC加工 |
CAD/CAMシステムの取扱い方を把握し,実践できる
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
溶接加工 |
被覆アーク溶接機とMAG溶接機の取扱い方を把握し,実践できる.
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2週 |
溶接加工 |
被覆アーク溶接機とMAG溶接機の取扱い方を把握し,実践できる. 引張試験片製作(V型突合せ溶接)の方法を把握し,実践できる.
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3週 |
溶接加工 |
被覆アーク溶接機とMAG溶接機の取扱い方を把握し,実践できる. 引張試験片製作(V型突合せ溶接)の方法を把握し,実践できる.
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4週 |
溶接加工 |
引張試験を把握し,実践できる.
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5週 |
熱処理 |
焼入れ作業を把握する.
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6週 |
熱処理 |
焼入れ作業を実践できる. 硬さ試験を把握し,実践できる.
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7週 |
熱処理 |
焼戻し作業を把握し,実践できる. 引張り試験を把握し,実践できる.
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8週 |
制御II |
リレーシーケンス制御を把握し,実践できる.
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4thQ |
9週 |
制御II |
論理回路とタイムチャートを把握し,実践できる.
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10週 |
制御II |
自己保持回路と優先回路を把握し,実践できる.
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11週 |
制御II |
直流モータの回転方向制御回路を把握し,実践できる.
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12週 |
制御II |
はんだによる電子回路基板の製作方法を把握し,実践できる.
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13週 |
制御II |
はんだによる電子回路基板の製作方法を把握し,実践できる.
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14週 |
制御II |
はんだによる電子回路基板の製作方法を把握し,実践できる.
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15週 |
オリエンテーション |
工作実習の意義について把握できる. 実習に際しての注意事項と安全対策について把握し,実践できる. 実習報告書の書き方について把握し,実践できる.
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 熱 | 原子や分子の熱運動と絶対温度との関連について説明できる。 | 3 | |
時間の推移とともに、熱の移動によって熱平衡状態に達することを説明できる。 | 3 | |
熱量の保存則を表す式を立て、熱容量や比熱を求めることができる。 | 3 | |
物体の熱容量と比熱を用いた計算ができる。 | 3 | |
動摩擦力がする仕事は、一般に熱となることを説明できる。 | 3 | |
ボイル・シャルルの法則や理想気体の状態方程式を用いて、気体の圧力、温度、体積に関する計算ができる。 | 3 | |
エネルギーには多くの形態があり互いに変換できることを具体例を挙げて説明できる。 | 3 | |
波動 | 波の振幅、波長、周期、振動数、速さについて説明できる。 | 3 | |
横波と縦波の違いについて説明できる。 | 3 | |
波の重ね合わせの原理について説明できる。 | 3 | |
波の独立性について説明できる。 | 3 | |
2つの波が干渉するとき、互いに強めあう条件と弱めあう条件について計算できる。 | 3 | |
定常波の特徴(節、腹の振動のようすなど)を説明できる。 | 3 | |
ホイヘンスの原理について説明できる。 | 3 | |
波の反射の法則、屈折の法則、および回折について説明できる。 | 3 | |
弦の長さと弦を伝わる波の速さから、弦の固有振動数を求めることができる。 | 3 | |
気柱の長さと音速から、開管、閉管の固有振動数を求めることができる(開口端補正は考えない)。 | 3 | |
共振、共鳴現象について具体例を挙げることができる。 | 3 | |
一直線上の運動において、ドップラー効果による音の振動数変化を求めることができる。 | 3 | |
自然光と偏光の違いについて説明できる。 | 3 | |
光の反射角、屈折角に関する計算ができる。 | 3 | |
波長の違いによる分散現象によってスペクトルが生じることを説明できる。 | 3 | |
電気 | 導体と不導体の違いについて、自由電子と関連させて説明できる。 | 3 | |
クーロンの法則が説明できる。 | 3 | |
クーロンの法則から、点電荷の間にはたらく静電気力を求めることができる。 | 3 | |
電場・電位について説明できる。 | 3 | |
オームの法則から、電圧、電流、抵抗に関する計算ができる。 | 3 | |
抵抗を直列接続、及び並列接続したときの合成抵抗の値を求めることができる。 | 3 | |
ジュール熱や電力を求めることができる。 | 3 | |
物理実験 | 物理実験 | 測定機器などの取り扱い方を理解し、基本的な操作を行うことができる。 | 3 | |
安全を確保して、実験を行うことができる。 | 3 | |
実験報告書を決められた形式で作成できる。 | 3 | |
有効数字を考慮して、データを集計することができる。 | 3 | |
熱に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 3 | |
波に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 3 | |
電磁気に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 3 | |
化学(一般) | 化学(一般) | 物質を構成する分子・原子が常に運動していることが説明できる。 | 3 | |
水の状態変化が説明できる。 | 3 | |
物質の三態とその状態変化を説明できる。 | 3 | |
ボイルの法則、シャルルの法則、ボイル-シャルルの法則を説明でき、必要な計算ができる。 | 3 | |
気体の状態方程式を説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができる。 | 3 | |
アボガドロ定数を理解し、物質量(mol)を用い物質の量を表すことができる。 | 3 | |
気体の体積と物質量の関係を説明できる。 | 3 | |