ドイツ語Ⅰ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 ドイツ語Ⅰ
科目番号 0068 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 Start frei! 1(Mieko FUJIWARA他著)三修社 ,『やさしい!ドイツ語の学習辞典』同学社
担当教員 保坂 直之

到達目標

A1-1(CEFR=ヨーロッパ言語共通参照枠)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し、用いることができる。具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解できる。具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しを理解できない。
評価項目2自分や他人を紹介することができ、住んでいるところや誰と知り合いであるか、持ち物などの個人的情報についても、質問したり、答えたりすることができる。自分や他人を紹介することができ、住んでいるところや誰と知り合いであるか、持ち物などの個人的情報についても、ある程度は質問したり答えたりすることができる。自分や他人を紹介することや、住んでいるところや誰と知り合いであるか、持ち物などの個人的情報について、質問したり答えたりすることができない。
評価項目3もし相手がゆっくり、はっきりと話して、助けが得られるならば、簡単なやりとりをすることができる。もし相手がゆっくり、はっきりと話して、助けが得られるならば、簡単なやりとりをある程度はすることができる。もし相手がゆっくり、はっきりと話して、助けが得られたとしても、簡単なやりとりができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
学習者が語り合いながら、共同作業しながら、簡単な日常的コミュニケーションが可能な程度の基礎的語学力を養うことを目標とする。また、欧州の文化やものの見方に触れて、さまざまな異文化と共存できる深い視野を身につける。(CEFR A1-1)
授業の進め方・方法:
本科目の学習は初級ドイツ語全体を習得するための基礎的知識となる。また、さまざまな語学を実践的に学習するための方法感覚を養う。内容・方法ともCEFRに拠る。
試験はTyp1(話すテスト)、Typ2(文構造理解・語彙などの総合テスト)、Typ3(初めて見るテキストを読むテスト)の3つを組み合わせて行う。
(感染防止措置で試験方法を変更した場合、3つのテストの評価割合を変更することがあります)
注意点:
授業ではペアワーク、グループワークなどの活動の時間が多い。 外国語習得のためには授業の後、テキストの音読や課題学習などを含む復習で60分程度の自学自習が必要である。「書き言葉」での試験以外に「声」を使って人と語り合う試験があるので、声を出す練習は教室・自宅で十分にしてほしい。自学自習60分/1Wが必要である。
会話練習では他者を配慮して語り合う練習を特に重視する。(*B5ノートが必要です・提出用・ルーズリーフ不可だがタブレットは可)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・オリエンテーション
・<Begrüßung>あいさつ
・ドイツ語の文字に慣れる
・簡単なあいさつができる
2週 <Kennenlernen>知り合う
自分と他者を紹介する(名前・出身・住まい)
・自分と他者を紹介できる
・人称代名詞(単数)が使える
3週 <Kennenlernen>人と知り合う
自分と他者を紹介する(名前・出身・住まい)
・自分と他者を紹介できる(習熟度を高める)
・規則変化動詞の現在人称変化を理解できる
4週 <Kennenlernen>人と知り合う
自分と他者を紹介する(名前・出身・住まい)
・自分と他者を紹介できる(習熟度を高める)
・規則変化動詞の現在人称変化が使える
5週 <Kennenlernen>人と知り合う
自分と他者を紹介する(言語・専攻)
・自分と他者を紹介できる(習熟度を高める)
・疑問詞付き疑問文が使える
6週 <Kennenlernen>人と知り合う
自分と他者を紹介する(言語・専攻)
・自分と他者を紹介できる(習熟度を高める)
・Ja/Neinで答える疑問文が使える
7週 <Kennenlernen>人と知り合う
自分と他者を紹介する(自由に話す)
・自分と他者を紹介できる(習熟度を高める)
・定動詞2位の原則を理解できる
8週 <Freizeit>自由時間
自由時間の使い方を話題にする
・年齢・住所・電話番号を伝えられる
・人称代名詞(複数)が使える
2ndQ
9週 <Freizeit>自由時間
自由時間の使い方を話題にする
・申し込み用紙が書ける
・不規則変化動詞の現在人称変化を理解できる
10週 <Freizeit>自由時間
自由時間の使い方を話題にする
・つづりを言うことができる
・不規則変化動詞の現在人称変化が使える
11週 <Freizeit>自由時間
自由時間の使い方を話題にする
・職業を言うことができる
・gernが使える
12週 <Freizeit>自由時間
自由時間の使い方を話題にする
・自己紹介のEメールが書ける
・nichtの正しい使い方が理解できる
13週 <Freizeit>自由時間
自由時間の使い方を話題にする
・統計のテキストを読むことができる
・男性形と女性形が理解できる
14週 話すテスト(Typ1) 前期の内容を踏まえてペアで自由な会話ができる
15週 読むテスト(Typ3)
答案返却
辞書を使って書き言葉のテキストを読める
前期の項目について達成度を確認
16週
後期
3rdQ
1週 <Tagesablauf>一日の行動
時間表現を入れて一日の行動を話題にする
・日常の行動について表現できる
・分離動詞が理解できる
2週 <Tagesablauf>一日の行動
時間表現を入れて一日の行動を話題にする
・一週間の予定について述べることができる
・分離動詞を使うことができる
3週 <Tagesablauf>一日の行動
時間表現を入れて一日の行動を話題にする
・会う約束をすることができる
・分離動詞(助動詞)の語順が理解できる
4週 <Tagesablauf>一日の行動
時間表現を入れて一日の行動を話題にする
・「できること」を表現できる
・könnenを使うことができる
5週 <Tagesablauf>一日の行動
時間表現を入れて一日の行動を話題にする
・「しなければならないこと」を表現できる
・müssenを使うことができる
6週 <Tagesablauf>一日の行動
時間表現を入れて一日の行動を話題にする
・「したいこと」を表現できる
・möchtenを使うことができる
7週 <Wohnen>住まい
家・部屋の様子を話題にする
・家・部屋の様子を説明できる
・名詞の性と格が理解できる
8週 <Wohnen>住まい ・家・部屋の様子を説明できる  ・定冠詞・不定冠詞・否定冠詞の主格・目的格を理解できる
4thQ
9週 <Wohnen>住まい ・家・部屋の様子を説明できる  ・定冠詞・不定冠詞・否定冠詞の主格・目的格を理解できる
10週 <Wohnen>住まい ・家・部屋について意見を言うことができる  ・定冠詞・不定冠詞・否定冠詞の主格・目的格が使える
11週 <Wohnen>住まい ・家・部屋について意見を言うことができる
・所有冠詞の主格・目的格を理解できる
12週 <Wohnen>住まい ・住居の広告を理解できる
・所有冠詞の主格・目的格を理解できる
13週 <Wohnen>住まい ・住居の広告を理解できる
・所有冠詞の主格・目的格が使える
14週 話すテスト(Typ1)
後期の内容を踏まえてグループで自由な会話ができる
15週 読むテスト(Typ3)
答案返却
辞書を使って書き言葉のテキストを読める
後期の項目について達成度を確認
16週

評価割合

話すテスト(Typ1)総合テスト(Typ2)読むテスト(Typ3)態度・課題(-10)ポートフォリオその他合計
総合評価割合266014000100
基礎的能力1330700050
専門的能力0000000
分野横断的能力1330700050