到達目標
1.文学作品の表現・文体・構成を主観を入れず観察して特徴を指摘できる。
2.1.で指摘した表現方法の狙いを説明できる。
3.2.で指摘した狙いの成否を判断できる。
4.時代・社会・作家論などの背景知識を入れて文学作品を解釈できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 文学作品の表現・文体・構成のそれぞれについて主観を入れずに観察して特徴を指摘できる。 | 文学作品の表現・文体・構成のいずれかを主観を入れずに観察して特徴を指摘できる。 | 文学作品の表現・文体・構成を主観を入れずに観察することができない。 |
評価項目2 | 文学作品の特徴的な表現方法の狙いを根拠を明らかにして説明できる。 | 文学作品の特徴的な表現方法の狙いを説明できる。 | 文学作品の特徴的な表現方法の狙いを説明できない。 |
評価項目3 | 文学作品で意図された表現方法の成否を根拠を明らかにして判断できる。 | 文学作品で意図された表現方法の成否を判断できる。 | 文学作品で意図された表現方法の成否を判断できない。 |
評価項目4 | 時代・社会・作家論などの背景知識を十分に入れて文学作品を解釈できる。 | 時代・社会・作家論などの背景知識を入れて文学作品を解釈できる。 | 時代・社会・作家論などの背景知識を入れて文学作品を解釈できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
近代・現代の韻文・ドラマ・散文作品を鑑賞・分析・批評し、文芸作品を味わうための方法を養いながら、日本語の豊かな表現力を身に付けることを目指す。
授業の進め方・方法:
国語の授業の延長線上にあるだけではなく、批評という行為には歴史・経済・文化へのさまざまな知識の有無が問われるという意味で、本科目は語学を含めたさまざまな基礎教養科目の結節点でありうる。同時に説得力のある文章を書く、という演習的要素(作文指導)も加えて、実践的な言語表現力の養成も図る。
注意点:
概論ではあるが、演習的要素も加味されている。つまり、鑑賞や分析(方法の例示)においては受身的な講義になろうが、授業時間でのディスカッションやそれをもとにしたレポート執筆においては受講生(=批評者)の主体的な発言・発表も求められる。文学を通して自らを主張する楽しさも味わってほしい。鑑賞には日本語だけでなく英語・ドイツ語の基礎的知識が必要な場合もある。読書などの自習が重要で、240分/1Wの自学自習が必要である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 課題 | ワークシート | 態度-10 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 |