| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標 1 | エネルギー保存則から微分方程式を用いて熱力学第一法則の基礎式を導入できるほか,絞りの概念について説明と計算ができる | 絶対仕事,工業仕事,閉じた系と開いた系における熱力学第一法則の概念を説明ができる | 絶対仕事,工業仕事,閉じた系と開いた系における熱力学第一法則を説明できない |
到達目標 2 | 理想気体の状態変化に伴うP,v,T の関係,出入りする熱量および仕事量の関係を理解し,それらの値を算出できる | ボイル・シャールの法則を用いた計算や内部エネルギおよびエンタルピを説明できるほか,理想気体の状態変化を説明できる | ボイル・シャールの法則を用いた計算ができないほか,内部エネルギやエンタルピが説明できない |
到達目標 3 | 不可逆サイクルにおけるクラウジウスの不等式とエントロピ増大の原理の概念が説明できる | 熱効率,成績係数,エントロピの概念が説明できるとともにカルノーサイクルの説明および熱効率の計算ができる | 熱効率,成績係数,カルノーサイクル,エントロピの概念が説明できない |
到達目標 4 | サバテ,再生ブレイトン,エリクソンおよびガス冷凍の各サイクルを説明できる | オットー,ディーゼル,スターリング,ブレイトンおよび逆カルノーの各サイクルを説明できる | 内燃機関,外燃機関,ガスタービン,ガス冷凍等の理論サイクルを説明できない |
到達目標 5 | 蒸気の状態変化に伴う熱量,絶対仕事,工業仕事を計算できるほか,再生サイクルおよび再熱サイクルを説明できる | 蒸気表を用いた蒸気の状態量を算出できるほか,ランキンサイクルを説明できる | 蒸気表を用いた蒸気の状態量を算出できないほか,ランキンサイクルを説明できない |