政治・経済Ⅱ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 政治・経済Ⅱ
科目番号 4043 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 【教科書】『政治・経済』(間宮陽介、田中孝彦等)東京書籍
担当教員 熊 華磊

到達目標

・講義で取り上げた政治事象について理解できること
・世の中の政治事象に対し、知的好奇心をもつこと
・世の中の政治事象について、講義を通して学んだ知識を使って自ら分析・解釈できること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.日本の財政状況と税金について理解できる日本の財政状況と税金を深く理解し、日本にとって、どのような税制度が望ましいか、財政状況をどのように改善すべきか、自ら考えることができる日本の財政状況と税金についておおそよ理解し、その要点を講義どおりに説明できる日本の財政状況と税金について理解しておらず、説明できない
2.民主政治の基本原理について理解できる民主政治の基本原理を深く理解し、民主政治の意味と問題について自ら考えることができる民主政治の基本原理をおおよそ理解し、その要点について講義どおりに説明できる民主政治の基本原理を理解しておらず、説明できない
3.日本国憲法を理解できる日本国憲法を深く理解し、日本国憲法にまつわる議論について自ら考え、参加することができる日本国憲法をおおよそ理解し、その要点について講義どおりに説明できる日本国憲法を理解しておらず、説明できない
4.日本の政治機構(立法府を中心に)を理解できる日本の政治機構のしくみを深く理解し、現在起きている政治的諸問題について自ら考え、意見を述べることができる日本の政治機構のしくみをおおよそ理解し、その要点について講義どおりに説明できる日本の政治機構のしくみを理解しておらず、説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
広い視野に立って、民主主義の本質に関する理解を深めさせ、現代における政治問題について客観的に理解させるとともに、それらに関する諸課題について主体的に考察させ、公正な判断力を養い、良識ある公民として必要な能力と態度を育てる。
授業の進め方・方法:
本科目はスライド資料に基づき、講義形式で進行する。
プリント資料を配布するが、ノートPCやタブレット端末での受講を推奨する。ただし、スマホでの受講は不可。
授業中の質問において、学科対決やクラス内奇数・偶数対決を導入し、活発な議論を求める。
中間試験、期末試験ともにやり直しのチャンスを設ける。
注意点:
講義資料に大事なポイントを穴埋めした上で、自分なりの解釈等をつける。
宿題はないが、毎回授業のはじめに10分程度前回の授業内容を復習する。
授業中にスマホ使用や、繰り返し私語、居眠りの場合、態度点から減点する(最大-10)。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 税金と財政について(1)  給料もらうようになったら、どれぐらい税金取られるかシミュレーションする
2週 税金と財政について(2)  日本の財政状況について理解し、未来に向けて考える
3週 政治とは(1) 政治とは何か?どこで発生するのか?について理解する
4週 民主政治について(1) 民主政治の誕生と、それを支える思想について理解する
5週 民主政治について(2) 民主政治の発展と問題点について理解する
6週 大日本帝国憲法と日本国憲法 大日本帝国憲法の誕生と特徴について理解し、日本国憲法と比較する
7週 日本国憲法の誕生(1) (映像)日本国憲法の誕生について理解する
8週 日本国憲法の誕生(2) (映像)日本国憲法の誕生について理解する
4thQ
9週 中間試験答案の返却・解説 試験において間違えた部分を自分の課題として把握する
10週 国会と立法について 立法府である国会の仕組みと特徴について理解する
11週 戦後日本の政治政党について 戦後日本の政治政党の変遷について理解する
12週 選挙について 選挙制度と選挙の意義について理解する
13週 内閣と行政について 内閣と行政の特徴と役割について理解する
14週 司法について 司法の特徴と役割について理解する
15週 期末試験答案の返却・解説 試験において間違えた部分を自分の課題として把握する。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90001000100
基礎的能力90001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000