システム工学特論Ⅰ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 システム工学特論Ⅰ
科目番号 0025 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 なし
担当教員 新徳 健

到達目標

ヒューマンインタフェースの考え方の基礎について理解する。ヒューマンインタフェースは人と機器、あるいは情報機器を介した人と人との関わりを支援する技術に関する学問である。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ヒューマンインタフェースの主要な目的と定義について説明できる。ヒューマンインタフェースの定義を説明できる。ヒューマンインタフェースの定義を説明できない。
評価項目2人間特性である身体特性、生理特性、認知特性、感性について説明できる。人間特性4つのうち、少なくとも2つについて説明できる。人間特性4つのうち、少なくとも2つについて説明できない。
評価項目3ヒューマンエラーの発生要因と防止対策について説明できる。ヒューマンエラーの定義を説明できる。ヒューマンエラーの定義を説明できない。
評価項目4入出力インタフェースとインタラクションスタイルについて説明できる。入出力インタフェースについて説明できる。入出力インタフェースについて説明できない。
評価項目5ユーザビリティ、HIの原理とデザイン原則、ガイドライン、デザインプロセスと評価方法について説明できる。ユーザビリティ、HIの原理とデザイン原則、ガイドラインについて説明できる。ユーザビリティ、HIの原理とデザイン原則、ガイドラインについて説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育プログラムの科目分類 (4)② 説明 閉じる
JABEE(2012)基準 1(2)(d)(1) 説明 閉じる
教育プログラムの学習・教育到達目標 3-3 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-c 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ヒューマンインタフェースは工学だけでなく、その他の広い分野に関連のある学問である。柔軟な発想力を持って臨むことが必要とされる。
授業の進め方・方法:
講義の内容をよく理解するために、毎回、配布プリント等を参考に、60分以上の自学自習が必要である。
注意点:
疑問点があれば、その都度質問すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ヒューマンインタフェースの概要 ヒューマンインタフェースの原理と定義について説明できる
2週 身体特性 身体特性について説明できる
3週 生理特性 生理特性について説明できる
4週 認知特性 認知特性について説明できる
5週 感性 感性について説明できる
6週 ヒューマンエラー ヒューマンエラーとエラー解析について説明できる
7週 入力インタフェース 入力機器とのインタラクションについて説明できる
8週 出力インタフェース 出力機器とのインタラクションについて説明できる
4thQ
9週 出力インタフェース 出力機器とのインタラクションについて説明できる
10週 インタラクションスタイル インタラクションのスタイルとその特徴について説明できる
11週 インタフェースのデザイン指針 インタフェースのデザインの指針について説明できる
12週 インタフェースのデザイン手法 インタフェースのデザイン手法について説明できる
13週 インタフェースの評価 インタフェースの評価手法について説明できる
14週 グループインタラクション グループウェアの概念とモデル化について説明できる
15週 試験答案の返却・解説 試験において間違った部分を自分の課題として把握する
16週

評価割合

試験発表等合計
総合評価割合8020100
専門的能力8020100