到達目標
本科目では,オペレーティングシステム(以下OS)の機能と構造について理解する.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | コンピュータシステムとオペレーティングシステムの概念、構成、実現方法を説明できる。 | オペレーティングシステムの概念を説明できる。 | オペレーティングシステムの概念を説明できない。 |
評価項目2 | プロセス管理の概念、方法を説明できる。 | プロセス管理の概念について説明できる。 | プロセス管理の概念について説明できない。 |
評価項目3 | 記憶管理の概念、方法を説明できる。 | 記憶管理の概念について説明できる。 | 記憶管理の概念について説明できない。 |
評価項目4 | ファイルシステムの概念、方法を説明できる。 | ファイルシステムの概念について説明できる。 | ファイルシステムの概念について説明できない。 |
評価項目5 | オペレーティングシステムとネットワークの位置づけ、通信プロトコルの概念を説明できる。 | 通信プロトコルの概念を説明できる。 | 通信プロトコルの概念を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育プログラムの科目分類 (2)②
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教育プログラムの科目分類 (3)②
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JABEE(2012)基準 1(2)(c)
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JABEE(2012)基準 2.1(1)②
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教育プログラムの学習・教育到達目標 3-3
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本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-c
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教育方法等
概要:
本科目を修得した場合,OSを理解する基礎となる.
授業の進め方・方法:
本科目においては,OSの基本機能を提供する仮想計算機の機能と,より高度なサービスを提供するサブシステムに分けて講義をおこなう.学生はこれらの各部分に確実な理解が求められる.
注意点:
講義内容を習得するために,毎回,予習や演習問題等の課題を含む復習として80分以上の自学自習が必要である.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
OSとは |
OSの概念と仮想計算機とサービス提供システムとしてのOSを説明できる
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2週 |
実行管理 |
実行主体,実行状態,割込み,スケジューリングについて説明できる
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3週 |
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4週 |
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5週 |
同期・通信 |
同期・排他制御,セマフォ,デッドロック,情報交換について説明できる
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6週 |
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7週 |
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8週 |
デバイス管理 |
デバイス,ブロッキング,スプーリング,ディスク装置,高速化技法について説明できる
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
記憶領域管理 |
アドレス,コンパクション,ガーベジコレクション,ページング,セグメンテーションについて説明できる
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11週 |
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12週 |
仮想記憶 |
仮想記憶システム,プロセススワッピング,参照の局所性,置換えアルゴリズムについて説明できる
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13週 |
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14週 |
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15週 |
試験答案の返却・解説 |
試験において間違った部分を自分の課題として把握する
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ファイルシステム |
ファイルシステムの機能,名前空間,ファイルの属性や内容領域管理,耐故障性について説明できる
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2週 |
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3週 |
ネットワーク |
データ交換モデル,ネットワークトポロジ,プロトコルについて説明できる
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4週 |
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5週 |
並列分散処理 |
分散処理と並列処理について説明できる
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6週 |
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7週 |
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8週 |
ユーザインターフェース |
CUI,GUI,ウインドウシステム,国際化・地域化について説明できる
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4thQ |
9週 |
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10週 |
保護とセキュリティ |
保護,暗号,認証,セキュリティ,攻撃,防御について説明できる
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11週 |
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12週 |
構成と事例 |
仮想計算機,運用と管理,様々なOSの事例について説明できる
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13週 |
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14週 |
歴史と展望 |
OSの歴史と展望について説明できる
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15週 |
試験答案の返却・解説 |
試験において間違った部分を自分の課題として把握する
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
専門的能力 | 100 | 100 |