情報処理Ⅱ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 情報処理Ⅱ
科目番号 0034 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 新・明解 C言語 入門編 柴田 SBクリエイティブ
担当教員 豊平 隆之

到達目標

(1)配列を利用することができる
(2)型と演算子を理解して利用することができる
(3)関数形式マクロや再帰的な関数を利用することができる
(4)文字列を利用することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1配列を用いたプログラムを自作できる。配列の宣言,初期化ができる。配列内のデータをアクセスできる。配列の宣言,初期化ができない。
評価項目2適切な型の変数を宣言し、適切な演算子を用いたプログラムを自作できる。一般的な型の変数、演算子を用いたプログラムを自作できる。型、演算子の種類と役割を分類できない。
評価項目3関数形式マクロや列挙体、再帰的な関数を適切に用いたプログラムを自作できる。関数形式マクロや列挙体、再帰的な関数を利用したプログラムを自作できる。関数形式マクロや列挙体、再帰的な関数を利用したプログラムを読解できない。
評価項目4文字列を用いるプログラムを適切に自作できる。文字列の入出力を行なうプログラムを自作できる。文字列配列を宣言、初期化できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
実務上広く使われているCでのプログラミングを学ぶ。
授業の進め方・方法:
教科書の基本的な例題,演習問題を中心に演習を進めていく。単元の終わりごとに中間試験の代りの試験を実施する
注意点:
事前に机上で例題プログラムを予習し,練習問題に取り組むといった努力をしなければプログラミングの能力は身につかない。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 配列の宣言、初期化 配列の宣言と走査ができる。
2週 配列の宣言、初期化 配列の要素を取り扱える。
3週 配列の操作 配列を用いた処理を行なえる。
4週 配列の操作 多次元配列の宣言、初期化と利用ができる。
5週 配列と関数 関数の引数に配列を利用できる。
6週 型の種類を理解できる。
7週 整数型と文字型 整数型や文字型の使い分けや内部表現を理解できる。
8週 整数型と文字型 整数型や文字型について理解できる
2ndQ
9週 整数型と文字型 整数型や文字型に対するビット演算について理解できる
10週 整数型と文字型 整数定数について理解できる
11週 浮動小数点型 浮動小数点型の変数を利用できる。
12週 浮動小数点型 浮動小数点型の定数を利用できる。
13週 演算と演算子 演算子の種類と優先順位を理解できる。
14週 演算と演算子 演算子の結合性を理解できる。
15週 試験答案の返却・解説 試験において間違った部分を自分の課題として把握する(非評価項目)。
16週
後期
3rdQ
1週 関数形式マクロ 関数と関数形式マクロの違いを理解できる。
2週 関数形式マクロ 関数形式マクロを作成できる。
3週 関数形式マクロ 関数形式マクロの注意点を理解できる。
4週 ソート バブルソートを理解できる
5週 列挙体 列挙体を理解できる。
6週 再帰的な関数 再帰的な関数の基本形を理解できる。
7週 再帰的な関数 再帰的な関数の動作を理解できる。
8週 再帰的な関数 再帰的な関数の向き不向きを理解できる。
4thQ
9週 入出力と文字 文字に関する操作を理解できる。
10週 入出力と文字 文字に関する操作を理解できる。
11週 文字列 文字列リテラルと文字列配列を理解できる。
12週 文字列の配列 文字列の配列を使うことができる。
13週 文字列の操作 文字列の配列を操作することができる。
14週 文字列の操作 文字列の配列を操作することができる。
15週 試験答案の返却・解説 試験において間違った部分を自分の課題として把握する(非評価項目)。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000