論理回路

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 論理回路
科目番号 0035 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 ディジタル回路演習ノート 浅井秀樹著 コロナ社
担当教員 芝 浩二郎

到達目標

電子計算機ハードウェアの基本となる論理回路の解析と設計に必要な基礎知識を説明できるようにする

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
2進数で演算できる2進数と10進数の変換ができる。2進数の加減の演算ができる。2進数の乗除の演算ができる。2進数と10進数の変換ができる。2進数の加減の演算ができる。2進数と10進数の変換ができない。
論理演算ができる基本的な論理演算(and,or.,not)ができる。簡単な論理関数を計算できる。論理関数の簡単化ができる。 基本的な論理演算(and,or.,not)ができる。簡単な論理関数を計算できる。 基本的な論理演算(and,or.,not)ができない。基本的な論理演算(and,or.,not)ができる。簡単な論理関数を計算できる。基本的な論理演算(and,or.,not)ができない。
組み合わせ回路を設計できる真理値表から論理関数と回路図を導出できる。基本的な組み合わせ回路を設計できる。応用的な組み合わせ回路を設計できる真理値表から論理関数と回路図を導出できる。基本的な組み合わせ回路を設計できる。真理値表から論理関数と回路図を導出できない。
順序回路を設計できる基本的なフリップフロップの動作を説明できる。基本的な順序回路を設計できる。応用的な順序回路を設計できる基本的なフリップフロップの動作を説明できる。基本的な順序回路を設計できる。基本的なフリップフロップの動作を説明できない。
記憶回路を説明できるRAM、ROMの動作を説明できる。ROMの電子回路の構造を説明できる。RAMの電子回路の構造を説明できる。RAM、ROMの動作を説明できる。ROMの電子回路の構造を説明できる。RAM、ROMの動作を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電子計算機ハードウェアの基本となる論理回路の解析と設計に必要な基礎知識を説明できるようにする
授業の進め方・方法:
3年次の電子計算機ハードウェアを理解し,設計するための基礎となる
注意点:
授業の始めに前週の重要事項の小テストを実施する.電気回路の基礎知識が必要である

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 2進数 2進数16進数による表現を理解し応用できる.
2進演算を理解し応用できる.
2週 2進数 2進数16進数による表現を理解し応用できる.
2進演算を理解し応用できる.
3週 2進数 2進数16進数による表現を理解し応用できる.
2進演算を理解し応用できる.
4週 論理演算とブール代数 論理関数,ブール代数,真理値表を理解し応用できる.
ゲート回路と回路記号を理解し応用できる.
加法標準形と乗法標準形を理解し応用できる.
カルノー図とブール代数の簡単化を理解し応用できる.
5週 論理演算とブール代数 論理関数,ブール代数,真理値表を理解し応用できる.
ゲート回路と回路記号を理解し応用できる.
加法標準形と乗法標準形を理解し応用できる.
カルノー図とブール代数の簡単化を理解し応用できる.
6週 論理演算とブール代数 論理関数,ブール代数,真理値表を理解し応用できる.
ゲート回路と回路記号を理解し応用できる.
加法標準形と乗法標準形を理解し応用できる.
カルノー図とブール代数の簡単化を理解し応用できる.
7週 論理演算とブール代数 論理関数,ブール代数,真理値表を理解し応用できる.
ゲート回路と回路記号を理解し応用できる.
加法標準形と乗法標準形を理解し応用できる.
カルノー図とブール代数の簡単化を理解し応用できる.
8週 論理演算とブール代数 論理関数,ブール代数,真理値表を理解し応用できる.
ゲート回路と回路記号を理解し応用できる.
加法標準形と乗法標準形を理解し応用できる.
カルノー図とブール代数の簡単化を理解し応用できる.
2ndQ
9週 組合せ回路 ゲート回路の構造理解し応用できる.
デコーダを理解し応用できる.
マルチプレクサを理解し応用できる.
算術演算回路を理解し応用できる.
10週 組合せ回路 ゲート回路の構造理解し応用できる.
デコーダを理解し応用できる.
マルチプレクサを理解し応用できる.
算術演算回路を理解し応用できる.
11週 組合せ回路 ゲート回路の構造理解し応用できる.
デコーダを理解し応用できる.
マルチプレクサを理解し応用できる.
算術演算回路を理解し応用できる.
12週 組合せ回路 ゲート回路の構造理解し応用できる.
デコーダを理解し応用できる.
マルチプレクサを理解し応用できる.
算術演算回路を理解し応用できる.
13週 組合せ回路 ゲート回路の構造理解し応用できる.
デコーダを理解し応用できる.
マルチプレクサを理解し応用できる.
算術演算回路を理解し応用できる.
14週 組合せ回路 ゲート回路の構造理解し応用できる.
デコーダを理解し応用できる.
マルチプレクサを理解し応用できる.
算術演算回路を理解し応用できる.
15週 ラッチとフリップフロップ 非同期式回路と同期式回路を理解し応用できる.
フリップフロップの構成、種類、相互変換を理解し応用できる.
16週
後期
3rdQ
1週 ラッチとフリップフロップ 非同期式回路と同期式回路を理解し応用できる.
フリップフロップの構成、種類、相互変換を理解し応用できる.
2週 ラッチとフリップフロップ 非同期式回路と同期式回路を理解し応用できる.
フリップフロップの構成、種類、相互変換を理解し応用できる.
3週 順序回路の動作 カウンタ,シフトレジスタ,リングカウンタ,ジョンソンカウンタの動作解析を理解し応用できる
4週 順序回路の動作 カウンタ,シフトレジスタ,リングカウンタ,ジョンソンカウンタの動作解析を理解し応用できる
5週 順序回路の動作 カウンタ,シフトレジスタ,リングカウンタ,ジョンソンカウンタの動作解析を理解し応用できる
6週 順序回路の動作 カウンタ,シフトレジスタ,リングカウンタ,ジョンソンカウンタの動作解析を理解し応用できる
7週 順序回路の設計 カウンタ、シフトレジスタ、リングカウンタ、ジョンソンカウンタの設計を理解し応用できる
8週 順序回路の設計 カウンタ、シフトレジスタ、リングカウンタ、ジョンソンカウンタの設計を理解し応用できる
4thQ
9週 順序回路の設計 カウンタ、シフトレジスタ、リングカウンタ、ジョンソンカウンタの設計を理解し応用できる
10週 順序回路の設計 カウンタ、シフトレジスタ、リングカウンタ、ジョンソンカウンタの設計を理解し応用できる
11週 順序回路の設計 カウンタ、シフトレジスタ、リングカウンタ、ジョンソンカウンタの設計を理解し応用できる
12週 順序回路の設計 カウンタ、シフトレジスタ、リングカウンタ、ジョンソンカウンタの設計を理解し応用できる
13週 記憶回路 リードオンリーメモリ、ランダムアクセスメモリを理解し応用できる.
14週 記憶回路 リードオンリーメモリ、ランダムアクセスメモリを理解し応用できる.
15週 試験答案の返却・解説 試験において間違った部分を自分の課題として把握する
16週

評価割合

試験小試験等態度合計
総合評価割合75250100
専門的能力75250~-20100