システム工学特論Ⅱ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 システム工学特論Ⅱ
科目番号 0049 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 〔教科書〕 なし 〔参考書・補助教材〕 コンピュータによる暗号解読入門 松井甲子 森 
担当教員 幸田 晃

到達目標

秘匿方式の歴史的流れに沿って、暗号理論概要及び各方式とその強度を説明できるようにする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1秘匿の種類・歴史・特徴を説明できる。秘匿の種類を説明でき、生文の特徴を説明できる。秘匿の種類を説明できず、生文の特徴を説明できない。
評価項目2各種暗号方式を組み立て、解読できる。特定の暗号方式のみを組み立て、解読できる。特定の暗号方式のみを組み立て、解読できない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
数学的基礎知識が必要.本科目を修得した場合、システムセキュリティの秘匿部分の基礎となる.
授業の進め方・方法:
毎回の授業内容をよく理解し、次回内容との関連性について把握しておくこと.このためには講義終了後のレポート、演習問題、宿題等80分以上取組むこと.また疑問点があれば,その都度質問すること.
注意点:
疑問点があれば,その都度質問すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.秘匿概説
 (1)概論
□ 秘匿体系形式を理解できる.
□ スペクトラム拡散通信、数学的表現、や用語の定義を理解でき、事前準備として文字の出現特徴を評価する事ができる.
2週 継続
(2)英文調査
継続
□ 英文における単文字、連接文字の出現度数を調査し、その結果を報告する.
3週 継続
2.各種暗号方式
(1)シーザ秘匿系
継続
□ 組立、翻訳、解読できる.
4週 継続 継続
5週 継続 継続
6週 (2)ビジネル秘匿系 □ 組立、翻訳、解読できる.

7週 継続 継続
8週 (3)単文字鍵語秘匿系 □ 組立、翻訳、解読できる.
2ndQ
9週 継続 継続
10週 (4)ランダム秘匿系 □ 組立、翻訳、解読できる.
11週 継続 継続
12週 (5)ストリーム秘匿系 □ 組立、翻訳、解読できる.
13週 継続 継続
14週 (6)その他の秘匿系 □ 組立、翻訳、解読できる.
15週 継続 継続
16週 試験答案の返却・解説 各試験において間違った部分を自分の課題として把握する

評価割合

定期試験小テスト・レポート等合計
総合評価割合000
75±1025±100
000