電気電子工学概論

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 電気電子工学概論
科目番号 0053 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 はじめての電気工学 臼田昭司/山崎高弘/大野麻子共著 森北出版
担当教員 玉利 陽三

到達目標

工学の基礎科目である電気磁気学、電気回路の基礎を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
オームの法則オームの法則を理解し、諸量を計算でき、応用できる。オームの法則を理解し、諸量を計算できる。オームの法則を理解していない。
キルヒホッフの法則キルヒホッフの法則を理解し、電流を計算でき、応用できる。キルヒホッフの法則を理解し、電流を計算できる。キルヒホッフの法則を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-c 説明 閉じる

教育方法等

概要:
情報工学系の技術者にとって最低限必要となる電気の基礎を学ぶ。
授業の進め方・方法:
週ごとに授業内容を完結させ、最後には演習問題で理解を深めるように授業を進めていく。授業が内容説明だけに終わった場合には演習問題は宿題となる。
注意点:
復習は不可欠である。演習問題が与えられた場合には、必ず自分の力で解いておくこと。分からない問題等は、図書館などで調査し、あるいは質問してそのままにしておかないこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 直流回路の基本その1 オームの法則を理解し、応用できる。
2週 直流回路の基本その2 抵抗の合成抵抗を計算できる。
3週 電気回路の基本法則 キルヒホッフの法則を理解し、応用できる。
4週 電気のもつエネルギー 消費電力を計算できる。
5週 電気抵抗 抵抗の形状と抵抗値の関係を理解し、抵抗を計算できる。
6週 直流回路の確認試験 直流回路について理解できる
7週 磁石のもつ性質 磁石の性質を理解し、緒法則を説明できる。
8週 磁界の強さ 磁界の強さを計算できる。
2ndQ
9週 モータを回転させる力 磁界中におかれたコイルに働く力を説明できる。
10週 磁束を通しやすい物質 磁気回路の諸量を計算できる。
11週 コイルに発生する起電力 コイルに発生する起電力を計算できる。
12週 交流回路の基本 交流回路の諸量を表す方法を理解し、示すことができる。
13週 コイルのはたらき コイルのインダクタンスを理解し、計算できる。
14週 コンデンサのはたらき コンデンサの静電容量を理解し、計算できる。
15週 電気電子工学概論のまとめ 各試験において間違えた部分を自分の課題として把握することができる。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度レポートその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000