政治学

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 政治学
科目番号 0102 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 授業で随時プリントを配布する。/授業中に適宜紹介する。
担当教員 熊 華磊

到達目標

1. 民主主義的な政治体制の発展過程について説明できる。
2. 現代日本の政治制度の特徴や課題について説明できる。
3. 日本の政治における諸問題のうち、一つピックアウトして、
   調べた上で自分なりに見解を述べることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1民主主義の発展過程に関する事項について深く理解し、自分の言葉で説明することができる。民主主義の発展過程に関する事項についておおむね理解し、プリント上の言葉を使って説明することができる。民主主義の発展過程に関する事項について理解していない。説明ができない。
評価項目2現代日本の政治制度に関する事項について深く理解し、自分の言葉で説明することができる。現代日本の政治制度に関する事項についておおむね理解し、プリント上の言葉を使って説明することができる。現代日本の政治制度に関する事項について理解していない。説明ができない。
評価項目3日本の政治における諸問題のうち、一つピックアウトして、調べた上で自分なりに見解を述べることができる。日本の政治における諸問題のうち、一つピックアウトして、調べた内容を組み合わせて述べることができる。日本の政治における諸問題について、自ら調べ、意見を述べることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
政治学の基礎的な知識や考え方を身につけ、現実世界の政治的な諸問題について考察できるようにする。
授業の進め方・方法:
本科目はスライド資料、プリント資料に基づき、講義形式で進行する。
なお、主体的学習を促すために、ある程度のグループ議論も設けてある。
注意点:
・プリント資料に大事なポイントを穴埋めした上で、自分なりの解釈等をつける。
・宿題はないが、課外学習として、普段から書媒体を通して時事ニュースなどに目を配り、考えることを要請する。
・授業内容と課外学習を組み合わせた上で、レポートの作成に挑む。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 政治 □ 政治を学ぶ意義や視座について考える。
2週 国会 □ 国会のしくみについて説明できる。
3週 選挙 □ 選挙のしくみや意義について説明できる。
4週 政治家 □ 政治家はどんな人なのかについて説明できる。
5週 官僚 □ 官僚はどんな仕事なのかについて説明できる。
6週 政党 □ 日本の政党の歴史について説明できる。
7週 政策 □ 政策はどのように生み出されるかについて説明できる。
8週 税金 □ 税金のしくみと問題点について説明できる。
2ndQ
9週 地方自治 □ 現代日本の地方自治をめぐる問題について議論できるようになる。
10週 グローバル □ 政治の視点からグローバルの特徴と問題を説明することができる。
11週 戦争 □ 過去の戦争はどう扱うべきかについて議論することができる。
12週 国境 □ 国境が作られる過程及び国境がもたらす問題の実態について議論できる。
13週 憲法 □ 憲法の基本内容と存在意義について説明できる。
14週 民主主義 □ 民主主義とはなにかについて考えることができる。
15週 試験答案の返却・解説 試験及びレポートについて、間違えた部分や足りない部分を自分の課題として把握する(非評価項目)。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミング要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。4
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。4
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。4
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを実装できる。4
ソフトウェアソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる。4
コンピュータシステムシステム設計には、要求される機能をハードウェアとソフトウェアでどのように実現するかなどの要求の振り分けやシステム構成の決定が含まれることを説明できる。4
ユーザの要求に従ってシステム設計を行うプロセスを説明することができる。4
プロジェクト管理の必要性について説明できる。4
WBSやPERT図など、プロジェクト管理手法の少なくとも一つについて説明できる。4
ER図やDFD、待ち行列モデルなど、ビジネスフロー分析手法の少なくとも一つについて説明できる。4
情報通信ネットワーク主要なサーバの構築方法を説明できる。4
ネットワークを構成するコンポーネントの基本的な設定内容について説明できる。2
SSH等のリモートアクセスの接続形態と仕組みについて説明できる。2
情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法を説明できる。4
その他の学習内容データモデル、データベース設計法に関する基本的な概念を説明できる。4
データベース言語を用いて基本的なデータ問合わせを記述できる。4
分野別の工学実験・実習能力情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。4
要求仕様にあったソフトウェア(アプリケーション)を構築するために必要なツールや開発環境を構築することができる。4
要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。4
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。2
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000