情報通信工学

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 情報通信工学
科目番号 0128 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 基礎からの通信ネットワーク 井上伸雄著 オプトロニクス社
担当教員 入江 智和

到達目標

OSI参照モデルにおけるネットワーク層の下位層、特にデータリンク層の技術について、基礎知識を修得すること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
多重化と多重アクセスについて説明できる多重化と多重アクセスについて、代表的なものの詳細を説明できる多重化と多重アクセスについて、代表的なものの概要を説明できる多重化と多重アクセスについて説明できない
OSI参照モデルの中継器について説明できるOSI参照モデルの中継器について、詳細を説明できるOSI参照モデルの中継器について、概要を説明できるOSI参照モデルの中継器について説明できない
VLANについて説明できるVLANについて、詳細を説明できるVLANについて、概要を説明できるVLANについて説明できない
MPLSについて説明できるMPLSについて、詳細を説明できるMPLSについて、概要を説明できるMPLSについて説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
4i通信工学と4i情報ネットワークの間を埋めるデータリンク層の技術を中心に、特にイーサネットについてこれまでの授業よりも深い理解を目指す。
授業の進め方・方法:
教科書から担当教員がピックアップした項目について講義する。
注意点:
自学自習において教科書を精読し、予習すること。1回の授業につき,自学自習(240分)が必要である。公平を期するため、期末試験直前の授業以後から期末試験直後の授業までは個別の質疑には応じないので留意すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1. ガイダンス
2. アナログ電話網
電話交換手の仕事を説明できる。
アナログ電話交換機の機能を説明できる。
2週 3. 多重化と多重アクセス FDM, TDM, WDMを説明できる。
FDMA, TDMA, CDMA, CSMAを説明できる。
イーサネットのCSMA/CDについて説明できる。
3週 3. 多重化と多重アクセス
4週 4. 中継器 リピータ、リピータハブについて説明できる。
ブリッジについて説明できる。
スイッチングハブのモデルと実装について説明できる。
5週 4. 中継器
6週 4. 中継器
7週 4. 中継器
8週 5. VLAN ポートベースVLANについて説明できる。
タグVLANについて説明できる。
4thQ
9週 5. VLAN
10週 6. MPLS MPLSについて説明できる。
11週 6. MPLS
12週 7. 光ファイバアクセス網 光ファイバアクセス網について説明できる。
13週 7. 光ファイバアクセス網
14週 8. まとめ 授業内容を振り返り、未修得内容を把握し、修得に努める。
15週 試験答案の返却・解説 各試験において間違えた部分を自分の課題として把握する(非評価項目)。
16週

評価割合

期末試験その他合計
総合評価割合5050100
基礎的能力000
専門的能力5050100
分野横断的能力000