情報工学特論Ⅰ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 情報工学特論Ⅰ
科目番号 0129 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 自作の教材・資料
担当教員 永岩 健一郎

到達目標

(1) 我が国の産業の変化を理解し、消費生活が向上し消費形態が変化してきていることを理解する。
(2) 生産と消費の分離から商品が誕生し、その商品の特性や売買の仕組み、多様化を通して商品開発の考え方を理解する。
(3) 流通の仕組みやサプライチェーン、消費者対応の流通のあり方について理解し、物流・金融・保険の役割についても理解する。
(4) 流通における情報と通信の枠割を理解し、流通情報システムの構築やICT社会の基礎を理解する。
(5) 経済の発展と新しいサービス産業、ベンチャービジネス時代の商品研究について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1我が国の産業の変化を理解し、消費生活が向上し将来の消費形態が変化を予測して説明できる。我が国の産業の変化を理解し、消費生活が向上し現時点での消費形態の変化を説明できる。我が国の産業の変化を理解し、消費生活が向上し現時点での消費形態の変化を説明できない。
評価項目2生産と消費の分離から商品が誕生し、その商品の特性や売買の仕組み、多様化を通して新しい商品開発の考え方を提案できる。生産と消費の分離から商品が誕生し、その商品の特性や売買の仕組み、多様化を通してこれまでの商品開発を説明できる。生産と消費の分離から商品が誕生し、その商品の特性や売買の仕組み、多様化を通してこれまでの商品開発を説明できない。
評価項目3流通の仕組みやサプライチェーン、消費者対応の流通のあり方について理解し、物流・金融・保険の役割について関連付けて説明できる。流通の仕組みやサプライチェーン、消費者対応の流通のあり方について理解し、物流・金融・保険の役割も簡単に説明できる。流通の仕組みやサプライチェーン、消費者対応の流通のあり方について理解し、物流・金融・保険の役割も簡単に説明できない。
評価項目4流通における情報と通信の役割を理解し、複雑な流通情報システムの構築やICT社会を説明できる。流通における情報と通信の役割を理解し、基礎的な流通情報システムの構築やICT社会を説明できる。流通における情報と通信の役割を理解し、基礎的な流通情報システムの構築やICT社会を説明できない
評価項目5経済の発展と新しいサービス産業と関連付けて、高度なベンチャービジネス時代の商品研究について説明できる。経済の発展と新しいサービス産業と関連付けて、一般的なベンチャービジネス時代の商品研究について説明できる。経済の発展と新しいサービス産業と関連付けて、一般的なベンチャービジネス時代の商品研究について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-c 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(1) 産業経済の発展と消費生活について、我が国の産業の変化と消費生活の向上について学習する。
(2) 商品の成り立ち、特性、売買の成立要件、商品のソフト化、商品開発などについて学習する。
(3) 流通の仕組み、環境変化と流通、物流、金融、保険について学習する。
(4) 流通における情報と通信の役割、流通情報ネットワークシステム、情報・通信とコミュニケーションについて学習する。
(5) ビジネスの創造やベンチャービジネス、商品研究について学習する。
授業の進め方・方法:
(1) 社会人としての基礎となる科目であるから、学習内容をしっかりと身に付ける必要がある。
(2) 学習内容の定着には、日々の予習復習が不可欠である。配布プリントを活用して主体的に学習すること。
(3) 復習課題を出題するので必ず期限内に提出すること。
(4) 学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。
注意点:
自学自習において配布資料を精読し、復習すること。1回の授業につき,自学自習(60分)が必要である。公平を期するため、中間・期末試験直前それぞれの授業以後から中間・期末試験直後それぞれの授業までは個別の質疑には応じないので留意すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1. ガイダンス
2. 産業経済の発展と消費生活
1-(1) わが国の産業の変化を説明できる。
2週 2. 産業経済の発展と消費生活 1-(2) 消費生活の変化を説明できる。
3週 3.商品 2-(1) 商品の成り立ちを説明できる。
4週 3.商品 2-(2) 商品の特性を説明できる。
5週 3.商品 2-(3) 商品売買の成立要件について理解ができる。
6週 4.商品の多様化と流通の仕組み 3-(1) 商品のソフト化について説明できる。
7週 4.商品の多様化と流通の仕組み 3-(2) 商品開発の基本的な考え方を説明できる。
8週 4.商品の多様化と流通の仕組み 3-(3) 流通の仕組みと市場を説明できる。
2ndQ
9週 4.商品の多様化と流通の仕組み 3-(4) 小売商と卸売商の違いを説明できる。
10週 4.商品の多様化と流通の仕組み 3-(5) 社会環境変化と流通について説明できる。
11週 4.商品の多様化と流通の仕組み 3-(6) 流通における物流の役割を説明できる。
12週 4.商品の多様化と流通の仕組み 3-(7) 流通における輸送の役割を説明できる。
13週 4.商品の多様化と流通の仕組み 3-(8) 流通における保管の役割を説明できる。
14週 4.商品の多様化と流通の仕組み 3-(9) 流通における金融と保険の役割を説明できる。
15週 試験答案の返却・解説 各試験において間違えた部分を自分の課題として把握する(非評価項目)。
16週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合5050100
基礎的能力202040
専門的能力303060
分野横断的能力000