社会概説Ⅱ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 社会概説Ⅱ
科目番号 0011 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 都市環境デザイン工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 萩野 誠

到達目標

1. 鹿児島県の社会経済情勢の動きを理解し説明できる.
2. 鹿児島県内の各地区の社会経済情勢を理解し説明できる.
3. 日本経済の社会経済情勢を鹿児島県民として理解し説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1標準的な到達レベルに加えて,以下のことができる. 10月の総選挙の結果を鹿児島県の社会情勢から説明できる.鹿児島県の基幹産業である農水林産業について理解し,説明できる. 高速交通体系の鹿児島県における意味を理解し,説明できる.農林水産業の実態を観察し,分析できない. 自分の生活圏の枠をこえて考えることができない.
評価項目2標準的な到達レベルに加えて,以下のことができる. 各地区の代表的な企業名をのべることができる.目標1を踏まえて,分の居住している地域以外の社会経済状況を理解し説明できる.県内各市町村の位置とアクセス方法をのべることができない.
評価項目3標準的な到達レベルに加えて,以下のことができる. 中国や米国との関連まで説明の範囲を広げることができる.目標1,目標2を踏まえて,日本全体の社会経済情勢を理解し説明できる.鹿児島県からみた全国の状況を 説明できない.

学科の到達目標項目との関係

教育プログラムの科目分類 (1)① 説明 閉じる
JABEE(2012)基準 1(2)(a) 説明 閉じる
JABEE(2012)基準 1(2)(b) 説明 閉じる
教育プログラムの学習・教育到達目標 1-1 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 1-a 説明 閉じる
教育プログラムの学習・教育到達目標 4-1 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 4-b 説明 閉じる

教育方法等

概要:
鹿児島県の社会経済情勢を把握し,将来的な展望をもてるようになることを目的とする.
授業の進め方・方法:
本科目は基本的に板書に従って行う.授業資料は授業中に配布する.
本科目は学修単位〔講義Ⅱ〕であり,自学自習(210分)が学習時間として割り当てられていることに留意し,自ら授業の予習・復に努め,毎時の授業内容を確実に理解することを求める.試験においては自学自習を当然行ったものと前提して評価する.
注意点:
本科目は.高専生にとって馴染みの少ない社会科学の科目である.そのために,関心の低い学生がじゅこうすることが多々ある.しかし,高専生としてはそうであっても,社会人となるステップとして考えるならば,必要不可欠な常識である.本講義では,高専生にとって馴染みのある鹿児島県内外情勢を社会科学という観点で考えていく.技術者ではなく,社会人としての目をもつことに努めてほしい.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1. 鹿児島県の人口ビジョン □ 人口問題を数値として理解できる.
2週 1. 鹿児島県の人口ビジョン □ 人口問題を数値として理解できる.
3週 2. 農林水産業と第6次産業 □ 鹿児島県の第1次産業が好景気にわいている理由をのべることができる.
4週 3. 商工業の現状とコミュニティ・ビジネス □ 商圏の変化要因をのべることができる.
□ コミュニティ・ビジネスの可能性を理解する
5週 3. 商工業の現状とコミュニティ・ビジネス □ 商圏の変化要因をのべることができる.
□ コミュニティ・ビジネスの可能性を理解する
6週 4. 鹿児島県民の幸福度 □ ワークライフバランスの裏にあるものを理解し,社会人としての基盤となる経済観念をもつことができる.
7週 5. インターネットの次にくるもの □ AIがもたらす鹿児島県民の生活レベルでの変化について,個人の意見をのべることができる.
8週 5. インターネットの次にくるもの □ AIがもたらす鹿児島県民の生活レベルでの変化について,個人の意見をのべることができる.
4thQ
9週 6. プレゼンテーション
2050年の鹿児島県
□ 県の経済予想をプレゼンテーションできる.
□ 自分の経済予想を組み立てることができる.
10週 6. プレゼンテーション
2050年の鹿児島県
□ 県の経済予想をプレゼンテーションできる.
□ 自分の経済予想を組み立てることができる.
11週 6. プレゼンテーション
2050年の鹿児島県
□ 県の経済予想をプレゼンテーションできる.
□ 自分の経済予想を組み立てることができる.
12週 6. プレゼンテーション
2050年の鹿児島県
□ 県の経済予想をプレゼンテーションできる.
□ 自分の経済予想を組み立てることができる.
13週 6. プレゼンテーション
2050年の鹿児島県
□ 県の経済予想をプレゼンテーションできる.
□ 自分の経済予想を組み立てることができる.
14週 6. プレゼンテーション
2050年の鹿児島県
□ 県の経済予想をプレゼンテーションできる.
□ 自分の経済予想を組み立てることができる.
15週 試験答案の返却・解説 試験において間違えた部分を自分の課題として把握する(非評価項目).
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000