歴史Ⅰ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 歴史Ⅰ
科目番号 0011 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 都市環境デザイン工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「新選 世界史B」(東京書籍)
担当教員 鮫島 俊秀

到達目標

1. 人類の誕生から文明・社会の誕生について理解し、説明できる。
2. オリエントの古代文明、ユダヤ通史を基軸とし、現代の様相を理解し、説明できる。
3. 古代のギリシアの歴史に興味を持ち、東西の文化の違いについて理解し、説明できる。
4. 古代のローマの歴史に興味を持ち、西欧諸国の近代・現代との繋がりについて理解し、説明できる。
5. 第二次世界大戦に至る世界の動向の概要を説明し、大戦後から現代までの世界の様相について理解し、説明できる。
6. 様々な時事問題について理解を深め、説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1人類の誕生から、諸地域の文明の誕生及び社会の誕生について、深く理解し、詳しく説明できる。人類の誕生から、諸地域の文明の誕生及び社会の誕生について、概略を理解し、だいたい説明できる。人類の誕生から、諸地域の文明の誕生及び社会の誕生について、ほとんど理解しておらず、説明できない。
評価項目2人類の文明の発祥であるオリエントの古代文明と現代社会を読み解くキーワードの一つであるユダヤ通史について、深く理解し、詳しく説明できる。人類の文明の発祥であるオリエントの古代文明と現代社会を読み解くキーワードの一つであるユダヤ通史について、概略を理解し、だいたい説明できる。人類の文明の発祥であるオリエントの古代文明と現代社会を読み解くキーワードの一つであるユダヤ通史について、ほとんど理解しておらず、説明できない。
評価項目3古代のギリシア社会の概要と、東西世界の文化の違いについて、その共通点・相違点について、説明できる。古代のギリシア社会の概要と、東西世界の文化の違いについて、その共通点・相違点について、概略を理解し、だいたい説明できる。古代のギリシア社会の概要と、東西世界の文化の違いについて、その共通点・相違点について、ほとんど理解しておらず、説明できない。
評価項目4古代のローマの歴史に興味を持ち、西欧諸国の近代・現代との繋がりについて理解し、深く理解し、詳しく説明できる。古代のローマの歴史に興味を持ち、西欧諸国の近代・現代との繋がりについて、概略を理解し、だいたい説明できる。古代のローマの歴史に興味を持ち、西欧諸国の近代・現代との繋がりについて、ほとんど理解しておらず、説明できない。
評価項目5第二次世界大戦に至る世界の動向の概要を説明し、大戦後から現代までの世界の様相について深く理解し、詳しく説明できる。第二次世界大戦に至る世界の動向の概要を説明し、大戦後から現代までの世界の様相について概略を理解し、だいたい説明できる。第二次世界大戦に至る世界の動向の概要を説明し、大戦後から現代までの世界の様相についてほとんど理解しておらず、説明できない。
評価項目6現代の世界に起こる様々な問題について、深く理解し、詳しく説明できる。現代の世界に起こる様々な問題について、概略を理解し、だいたい説明できる。現代の世界に起こる様々な問題について、ほとんど理解しておらず、説明できない。

学科の到達目標項目との関係

本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 1 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 1-a 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 4 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 4-b 説明 閉じる

教育方法等

概要:
世界の歴史を学ぶことにより21世紀を生きる社会人として必要な常識の基本を身に付けるとともに、バランスのとれた国際感覚を養う。
授業の進め方・方法:
小・中学校で学んだ基礎知識をもとに、配布する授業プリントに沿って進めていく。学生は、プリントの空欄箇所の穴埋め、必要に応じて各自でノートをとる。この授業の目的は以下の点である。
1.世界の歴史に関する興味・関心を高める。
2.現代を読み解くための歴史的思考力を養う。
3.国際社会で主体的に生きる社会人として必要な教養を身につける。
注意点:
教科書の配列を基本としながらも、本科目のねらいを踏まえ、テーマを精選する。時事問題も適宜扱っていくため、配布する資料等も有効に活用すること。また、授業のスピードアップのため、オリジナルの授業プリントも使用する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 歴史への導入、地球と生命の誕生 本講義の趣旨を理解するとともに、地球と生命の誕生について説明することができる。
2週 人類の誕生、進化、社会の形成 人類の発達段階と社会の形成過程を説明することができる。
3週 文明の誕生、古代オリエント 文明誕生の過程と古代オリエントの諸民族について説明することができる。
4週 ユダヤ通史(1) 古代から現代までのユダヤ史を通して近代社会の形成を説明することができる。
5週 ユダヤ通史(2) 古代から現代までのユダヤ史を通して近代社会の形成を説明することができる
6週 ユダヤ通史(3) 古代から現代までのユダヤ史を通して近代社会の形成を説明することができる
7週 古代ギリシア、ペルシア戦争 古代ギリシア文明について説明できるとともに、文化の多様性について理解し、説明できる
8週 古代ローマ、国家政治システムの構築 ローマ帝国について説明できるとともに、国家政治システムの構築について理解し、説明できる
2ndQ
9週 第一次世界大戦後の世界 ヴェルサイユ体制下の世界について説明することができる
10週 第二次世界大戦前後の世界(1) 第二次世界大戦勃発の種々の要因について説明することができる。
11週 第二次世界大戦前後の世界(2) ドイツを軸に第二次世界大戦中、後の世界について説明することができる。
12週 第二次世界大戦前後の世界(3) 戦後の国際秩序の形成、諸問題について説明することができる。
13週 時事問題 現代の世界に起こっている様々な事象について説明することができる。
14週 時事問題 現代の世界に起こっている様々な事象について説明することができる。
15週 試験答案返却、解説 試験において間違った部分を自分の課題として把握する(非評価項目)。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000