科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 地学
科目番号 0017 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 都市環境デザイン工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 高等学校 地学基礎 西村 祐二郎他 第一学習社,,配布プリント
担当教員 堤 隆

到達目標

地学は身近な自然現象(地震・火山活動・気象・海洋等)や地球の生い立ち、生命の歴史や進化、天文・宇宙等の多様な基礎知識を学習し探求する総合学である。地学現象の一端に触れ、科学的な思考力や自然観を身につけ、グローバルな視点にたった災害予知、安全防災環境改善資源利用等の考察や対処能力育成を目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 1-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
地学は身近な自然現象(地震・火山活動・気象・海洋等)や地球の生い立ち、生命の歴史や進化、天文・宇宙等の多様な基礎知識を学習し探求する総合学である。地学現象の一端に触れ、科学的な思考力や自然観を身につけ、グローバルな視点にたった災害予知、安全防災環境改善資源利用等の考察や対処能力育成を目標とする。
授業の進め方・方法:
自然災害に対処する場の多い本学科と地学は学問的に密接な関係にある。地球の歴史や環境、自然界の様々な現象の基礎知識を身につけた上で建設工学おける事例を学ぶことは本学科学生に非常に有意義である。
注意点:
教科書の1/3程度の内容しか学習できないが、ポイントをしっかり確認すること。さらに建設工学における事例は次年度に開講される土質力学や水理学に密接に関連するので理解を確実にしておくこと。小単元ごとに課題を与え提出させるのできちんと解き、学習内容を再チェックすること。キーワードなどを良く理解し、定期考査に臨むこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 宇宙における地球 太陽系内で唯一生命が存在する星とわれらの地球。陸と海、 大気はどのようにして作られたかなど、 現在の地球環境が作られたあらましを説明できる。
2週 活動する地球 直接見たり触れたりすることのできない地球の内部はどのようになっているのか。またどのようにして内部が分かってきたかを知り、地震で発生する地震波の分析や、地球の内部のマグマと火成岩の関係、組織等について説明できる。
3週 活動する地球 直接見たり触れたりすることのできない地球の内部はどのようになっているのか。またどのようにして内部が分かってきたかを知り、地震で発生する地震波の分析や、地球の内部のマグマと火成岩の関係、組織等について説明できる。
4週 活動する地球 地球の内部構造を探求するところから、地震の原因や
  プレートの運動などを説明できる。
5週 火山活動と地震 日本は地震国であり、火山国であり、火山の噴火や地震が起こるたびに、大きな災害がおこる。火山の活動や地震の起こる仕組みを理解できる。また安全防災について説明できる
6週 火山活動と地震 日本は地震国であり、火山国であり、火山の噴火や地震が起こるたびに、大きな災害がおこる。火山の活動や地震の起こる仕組みを理解できる。また安全防災について説明できる
7週 火山活動と地震 日本は地震国であり、火山国であり、火山の噴火や地震が起こるたびに、大きな災害がおこる。火山の活動や地震の起こる仕組みを理解できる。また安全防災について説明できる
8週 地層や岩石と地質構造 地球の表面に見られる地形は、大地の変動や火山活動が繰り返され、大気や水のはたらきで変化してきた。現在も、山々や平野は、徐々にその姿を変えている。この変化のありさまについて説明できる。
4thQ
9週 地層や岩石と地質構造 地球の表面に見られる地形は、大地の変動や火山活動が繰り返され、大気や水のはたらきで変化してきた。現在も、山々や平野は、徐々にその姿を変えている。この変化のありさまについて説明できる。
10週 地層や岩石と地質構造 探求活動で地質図と断面図の読み方を習得する。
11週 地層や岩石と地質構造 日本列島は、現在もなお、活発な地殻の変動が続いている。地表に現れた岩石や地層には、大地が受けた変形のあとを見ることができる。大地の変形やありさま、地殻の変動の様子について説明できる。
12週 建設分野における地質学 建設分野における地質の調査と評価手法を理解し説明できる。
13週 建設分野における地質学 建設分野における地質の調査と評価手法を理解し説明できる。
14週 建設分野における地質学 実例を通して建設と地質との関わりについて理解し説明できる。
15週 期末試験 前期中間試験以後の学習内容について、達成度を確認する。
16週 答案の返却・解説 試験において間違った部分を自分の課題として把握する(非評価項目)。

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力5020000070
専門的能力2010000030
分野横断的能力0000000