| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
調査と将来需要推計の関係を理解し、交通量調査およびパーソントリップ調査を説明できる | パーソントリップ調査の概要を説明すると共に、調査結果の活用方法を説明できる | 道路各部の設計毎に必要とされる交通量の状態が異なることを認識し、主たる交通量調査の種類を説明できる
パーソントリップ調査の概要を説明できる | 推計は現在(または経年)のデータから得られることを分からない
主たる交通量調査の種類を説明できない
パーソントリップ調査の概要を説明できない |
評価項目2
交通需要推計法の一つとして四段階推定法を認識し、その各行程の内容および動作を説明できる | 四段階推定法の各行程で行われる数学的な処理を説明できる | 四段階推定法の各行程の内容を説明できる | 交通需要推計法が複数あることを理解していない
四段階推定法の各行程の内容を説明できない |
評価項目3
レベル(全国、地方および圏域、都市)ごとの道路網の計画に対する考慮点を説明できる | 全国、地方および圏域、都市のレベル毎に道路網の計画に対して、道路に求められている働きを加味した理由を添えて考慮点を説明できる | 全国、地方および圏域、都市のレベル毎に道路網の計画に対する考慮点を説明できる | 道路の区分を示すことができない
レベル(全国、地方および圏域、都市)ごとに道路に求められている働きを説明できない |
評価項目4
路線の選定にあたりコントロールポイントを踏まえ、代替案を含む複数路線を提案できる | 路線の選定にあたりコントロールポイントを踏まえて代替案を含む複数路線を提案でき、その中から一路線を理由付きで選択できる | 路線の選定にあたりコントロールポイントを踏まえて代替案を含む複数路線を提案できる | コントロールポイントの存在理由を説明できない
路線選定に対する作業手順を理解しておらず、作業ができない |
評価項目5
交通条件・環境条件に則した横断面を決めることができる | 将来交通需要を基にした車線数・交通条件・環境条件に則した横断面を決めることができる | 将来交通需要を基に、車線数を決定できる
教員の指導の下、上記車線数および交通条件・環境条件に則した横断面を決めることができる | 基本交通容量の認識がなく、車線あたりの数値を示すことができない
基本交通容量から交通条件を加味し可能交通容量の算出ができない
計画水準を加味し、可能交通容量から設計交通容量を算出できない |
評価項目6
制動停止視距と追越し視距を求めることができる | 条件を基に制動停止視距および追越し視距を求めることができ、もし視距よりも短い線形を選択した場合に何が起こるのか説明できる | 条件を基に制動停止視距および追越し視距を求めることができる | 車両の安全交通のために制動停止視距および追越し視距が重要である認識がない
条件を基に制動停止視距および追越し視距を求めることができない |
評価項目7
車両にかかる力・車両の挙動を理解した上で、曲線部分を設計できる | 曲線部および緩和区間を設計できる | 曲率部で車両にかかる力の状況を説明できる
曲率部における車両の挙動(横滑り・内輪差)を理解し、曲線部を設計できる | 曲率部で車両にかかる力の状況を説明できない
曲率部における車両の挙動(横滑り・内輪差)を理解していない |
評価項目8
平面交差部および立体交差部の交通容量の算出し、交差点の設計ができる | 平面交差に関して、いくつかの代替案も提出できる | 平面交差部および立体交差部の交通容量の算出し、交差点の設計ができる | 平面交差および立体交差の形状を示すことができない
平面交差部の交通容量の算出ができない
立体交差部の交通容量の算出ができない |