物理学実験

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 物理学実験
科目番号 0067 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 都市環境デザイン工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 物理学実験の概要(配布資料)
担当教員 池田 昭大,篠原 学

到達目標

1.各実験の目的と内容について説明できる。
2.行った実験の結果について、考察・検討できる。
3.行った実験について、報告書にまとめることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各実験の目的と内容について、教科書などの資料を参考にして、詳しく説明できる。各実験の目的と内容について、実験手順書に基づいて説明できる。各実験の目的と内容について説明できない。
評価項目2行った実験の結果について、教科書以外の資料を参考に、考察・検討できる。行った実験の結果について、教科書を参考に、考察・検討できる。行った実験の結果について、考察・検討できない。
評価項目3行った実験について、報告書用紙の内容に自分で考えた工夫を加えて、報告書にまとめることができる。行った実験について、報告書用紙の書式に沿って、報告書にまとめることができる。行った実験について、報告書にまとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
実験を通して、自然現象の本質を抽出する物理的なものの見方、考え方を身につける。これまで学習した物理学の内容を、実験を通じて理解する。
授業の進め方・方法:
12種類の実験を、班毎にレポートは実験の翌週までに提出すること。
注意点:
事前に実験テーマに関する予習をし、手際よく作業できるようにしておくことが肝要である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 物理学実験の実施概要を把握する。
2週 物理学実験 「水の表面張力の測定」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
3週 物理学実験 「GM管による放射線計測」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
4週 物理学実験 「ニュートン・リングの実験」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
5週 物理学実験 「原子の線スペクトルの測定」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
6週 物理学実験 「電子のe/mの測定」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
7週 物理学実験 「プランク定数の測定」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
8週 前半のまとめ 前半の実験の実施状況を踏まえて、後半に向けた指導を行う。
4thQ
9週 物理学実験 「ヤングの実験」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
10週 物理学実験 「等電位線の測定」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
11週 物理学実験 「コンデンサーの電気容量の測定」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
12週 物理学実験 「光のスペクトルの実験」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
13週 物理学実験 「太陽風データの解析実験①」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
14週 物理学実験 「太陽風データの解析実験②」の目的と内容について説明でき、実験の結果について、考察・検討でき、報告書にまとめることができる。
15週 まとめ 提出したレポートの問題点を自分の課題として把握する(非評価項目)。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力0000000
専門的能力00000100100
分野横断的能力0000000