経済学

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 経済学
科目番号 0110 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 都市環境デザイン工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 馬場 武

到達目標

1. ミクロ経済学の基礎理論を理解し,説明できる。
2. マクロ経済学の基礎理論を理解し,説明できる。
3. 実際の社会現象について基礎的な経済学視点から説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ミクロ経済学の基礎理論について深く理解し,詳細に説明できる。ミクロ経済学の基礎理論についておおよそ理解し,説明できる。ミクロ経済学の基礎理論についての理解が乏しく,説明できない。
評価項目2マクロ経済学の基礎理論について深く理解し,詳細に説明できる。マクロ経済学の基礎理論についておおよそ理解し,説明できる。マクロ経済学の基礎理論についての理解が乏しく,説明できない。
評価項目3実際の社会現象について基礎的な経済学視点から詳細に説明できる。実際の社会現象について基礎的な経済学視点からおおよそ説明できる。実際の社会現象について基礎的な経済学視点から説明できない。

学科の到達目標項目との関係

本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 1 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 1-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
経済学の基礎的な理論を理解し,自分の身の回りの社会的事象を経済学の視点から考察できるようになることを目指す。
授業の進め方・方法:
本科目は配布資料,スライド資料,板書に従って行う。
注意点:
 本科目は配布資料、スライド資料、板書に従って行う。
 本科目は学修単位〔講義Ⅱ〕であり、自学自習(240分)が、1回90分の講義に対して学習時間として割り当てられていることに留意し、自ら授業の予習・復習に努め、毎時の授業内容を確実に理解することを求める。試験においては自学自習を当然行ったものと前提して評価する。
 また、広い視野を持つために、社会の変化に関する情報について絶えず関心を持つこと。そのために新聞を毎日読む習慣をつけ、自分なりの意見を述べることができるようにすること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 経済学とは何か □経済学という学問の特徴について理解する
2週 ミクロ経済学の基本 □ ミクロ経済学の基本について理解する
□需要曲線と供給曲線について理解する
□需要と供給の弾力性について理解する
3週 消費者の行動 □ 家計の消費について理解する
□所得効果について理解する
4週 企業の行動 □生産関数,費用関数について理解する
5週 市場と価格メカニズム □ 価格メカニズムについて理解する
6週 独占および寡占・複占 □独占企業の行動について理解する
□寡占と複占について理解する
□ゲーム理論の基本について理解する
7週 市場の失敗 □外部性と市場の失敗について理解する
□公共財について理解する
8週 情報の経済学 □モラルハザード,逆選択について理解する
2ndQ
9週 マクロ経済学の基本 □ GDPとは何か理解する
10週 GDPの決まりかた □GDPの決定要因について理解する
11週 マクロ経済主体の行動 □家計・企業・政府の行動について理解する
12週 財政政策 □ 財政政策の基本について理解する。
13週 マクロ経済政策 □ 政治と経済の関係性を理解する
14週 まとめ □ ここまでの授業のまとめから経済学の全体像を理解する
15週 試験答案の返却・解説 試験において間違えた部分を自分の課題として把握する(非評価項目)。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000