国際関係論

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 国際関係論
科目番号 0019 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械・電子システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 授業中に適宜指示します
担当教員 藤内 哲也

到達目標

1. 国際関係の成立と発展の歴史的過程について説明できる。
2. 現代の国際関係における諸問題について説明できる。
3. 現代の国際関係における日本の位置づけについて説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1国際関係の成立と発展の過程に関する高度な事項について理解し、説明することができる。国際関係の成立と発展の過程に関する基本的な事項について理解し、説明することができる。国際関係の成立と発展の過程に関する基本的な事項について理解していない。
評価項目2現代の国際関係上の諸問題に関する高度な事項について理解し、説明することができる。現代の国際関係上の諸問題に関する基本的な事項について理解し、説明することができる。現代の国際関係上の諸問題に関する基本的な事項について理解していない。
評価項目3現代の国際関係のなかでの日本の位置づけに関する高度な事項について理解し、説明することができる。現代の国際関係のなかでの日本の位置づけに関する基本的な事項について理解し、説明することができる。現代の国際関係のなかでの日本の位置づけに関する基本的な事項について理解していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 1-1 説明 閉じる
学習・教育到達目標 2-1 説明 閉じる
JABEE(2012)基準 1(2)(a) 説明 閉じる
JABEE(2012)基準 2.1(1)⑤ 説明 閉じる
教育プログラムの科目分類 (1)① 説明 閉じる
教育プログラムの科目分類 (3)⑤ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
国際関係をめぐる基礎的な知識を身につけ、現実世界の諸問題について多角的に考察できるようにする。
授業の進め方・方法:
①国際関係の成立と発展の過程、②現代の国際関係における諸問題に関する基本的な事項を理解していることを重視する。授業では多くの発問によって関心を引き出すとともに、振り返り学習として確認テストを毎時実施することで、重要なキーワードの定着・理解を図る。また、国際関係に関する諸課題について、自分に関わる身近な問題として考えることを促す。
注意点:
 本科目は、週ごとの1コマ90分の授業につき、200分の自学自習が必要である(30単位時間の講義+60単位時間の自学自習で2単位。1単位時間は50分)。
 日本を含めた国際社会で起こっているさまざまな事象について関心を持ち、テレビ・新聞・ネット等を活用して情報を収集し、自ら考えて行動する習慣を身につけること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 (1)国際関係へのまなざし □ 国際関係を学ぶ意義や視座について説明できる。
2週 (2)歴史のなかの国際関係 □ 歴史世界のさまざまな国際関係のあり方について説明できる。
3週 (3)宗教・民族・国家 □ 国家の基盤や国際紛争の要因となる宗教や民族について説明できる。
4週 (4)国際社会の成立 □ ルネサンスからウェストファリア条約に至る国際社会の成立過程について説明できる。
5週 (5)国民国家とナショナリズム □ 国民国家とナショナリズムについて説明できる。
6週 (6)帝国主義と世界大戦 □ 帝国主義時代の国際関係と二度の世界大戦について説明できる。
7週 (7)冷戦体制 □ 冷戦体制下の国際関係について説明できる。
8週 (8)21世紀の国際関係 □ 9.11後の国際関係について説明できる。
2ndQ
9週 (9)先進国と途上国 □ 先進国と途上国の関係について説明できる。
10週 (10)国家と地域 □ 国家を超えた広域的な枠組みについて説明できる。
11週 (11)自立する地域 □ 国家を構成する地域と、その自立化傾向について説明できる。
12週 (12)地域紛争 □ 現在の国際紛争について説明できる。
13週 (13)グローバル化の進展 □ モノ・ヒト・カネの世界的な移動について議論できるようにする。
14週 (14)まとめと展望 □ 国際関係や国際紛争について、さまざまな立場や考え方に立って説明できる。
15週 試験
16週 試験答案の返却・解説 試験において間違えた部分を自分の課題として把握する。
(非評価項目)

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合30000070100
基礎的能力30000070100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000